台南旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

台南について

台南市の歴史として清朝時代初期の鄭氏政権下の台湾の首府であり、政治・経済・文化の中心地で、のちの日本統治時代は台北に次ぐ台湾第2の都市となった。そのため多くの旧跡が残り【台湾の京都】と呼ばれる特徴がある。衛星都市である永康市（台南県所属）など近郊地域を含めると100万人以上が住む台湾第4の都市として栄えている。
気温も北回帰線の南に位置し、季節風の影響を受ける亜熱帯気候に属しているため年間平均気温は23.8℃、最も寒い1月の平均気温は17.1℃、最も暑い7月の平均気温は29.0℃である。また夏は台風が良く来るので雨量が多い傾向。
台南は、椰子やガジュマルの木が似合う南国ムード漂う街でもあり、南国の大らかな気質を持つ人々と落ち着いた街並みから、台湾の中で一番暮らしやすいところと言われている。また台湾の中で一番小吃店が多い街としても知られ、観光客には案外知られてないが、夜市は台湾で最もスケールが大きく、武聖夜市や小北夜市などでは連日明け方近くまで賑わっている。

台南の基本情報

通貨: 台湾ドル
人口: 771,905 人（2010年5月）
言語: 台湾語
民族: 本省人と外省人
行政区画: 安平區、安南区、東区、中西区、南区、北区

面積: 175.6456 km2
位置: 台湾西南部に位置する同島第4の都市
気候: 温暖
時差: 日本とはマイナス1時間

台南の旅行情報

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台南の観光スポット

台南市には台湾南西部にある台湾最古の街として日本の京都と呼ばれており歴史的な建造物が数多くある。そんなに大きい街ではないのでゆっくり歩いて巡る事も可能である。いくつか有名な建造物をご案内すると。

赤?樓（ツーカンロウ）
1653年にオランダ人が建てた「プロビンシア城」の城址。楼閣に登ることができ、内部では鄭成功の肖像画や、赤?樓のすぐ傍まで海面が迫っている「赤?夕照図」など、珍しい展示物を公開している。

大天后宮（ターティェンホゥコン）
台湾各地にあるような、典型的なスタイルの媽祖廟で、廟内には釈迦如来や観音菩薩、その他道教の神々などが一緒に祀られており赤?樓の向かい側に位置する。

台南孔子廟（タイナンコンツーミャオ）
1666年に建てられた台湾で最初の孔子廟で敷地内の中央にあるカジュマルの樹は樹齢百年以上の立派なもの。

国立台湾文学館（國立台灣文學館）
1916年、日本統治時代の台湾州庁として建てられ館内では、台南の歴史の展示やさまざまな展覧会が催されている。

台南のグルメ

これだけ飲食店が多い街もそれほどないのではないかと思えるくらい、台南市には食に関する店が多い。安食堂から高級店まで実にいろいろな飲食店があり、それぞれが個性を競っている。台湾内外に知られているような有名店も多い。その中のいくつかをご紹介する。

①度小月
台南名物のひとつ、担仔麺の専門店でまあまあの味だ。

②阿?鹹粥
サバヒー粥の有名店のひとつ。淡白な味の白身の魚、サバヒーの身と牡蠣をつかった粥が美味である。

③矮仔成蝦仁飯
海老チャーハンの美味しい店で日本人が多く一部日本語も可。

④同記安平豆花
地元で有名な「豆花」の老舗。豆花とは、やわらかい豆腐にシロップやタピオカをかけたデザートのこと。混雑してるがぜひ試して欲しい。

⑤周氏蝦捲（本店）
安平名物「蝦捲（えび春巻き）」の老舗で有名店で平日が狙い目。

⑥來點子
台湾風イタリアン料理のレストラン。一風変わったお店なので独特の雰囲気を楽しめるはず。また手作りプリンはオススメで食べておいた方がよい、日本語も多少可能である。

花園夜市（流動夜市）

南部の夜市は雨が少ない為、基本は露店型店舗となり台北にはない定休日がある。大きな空き地を借りてそこにたくさんの屋台を集結してる方法を取るので地元出身の人が多いから特徴のある夜市が楽しめる。

花園夜市
露天（木土日）とにかく規模が大きい。武聖夜市・・・露天（水土）比較的ゲーム屋台が多い。

大東夜市
露天（月火、金学生街に比較的近い。

小北成功夜市
露天（火金）20年近く続いている。老舗の夜市などがある。台南からちょっと離れた所にあるので行くにはタクシーが必要なので花園夜市と伝えれば連れていってくれる。台北で食べられているたくさんの小吃が実は台南発だったり洋服や掘り出し物など探すチャンス。活気のある花園夜市は台南に行った際は絶対に行きたいところである。

澎湖諸島

澎湖諸島（ほうこしょとう）は、台湾島の西方約50kmに位置する台湾海峡上の島々。澎湖列島、澎湖群島とも呼ばれる。島々の海岸線は複雑で、その総延長は約300kmを誇っている。大小併せて90の島々から成るが、人が住んでいる島はそのうちの19島である。

澎湖島へは飛行機だと台南空港から約30分、船だと台南市の安平港から2時間弱で到着出来るリゾートアイランドで古跡めぐりや海水浴、マリンスポーツが中心となりちょっとしたリゾート気分を味わえる場所である。

そこから吉貝島、七美島などの離島へは通常、澎湖島からの船を利用することになる。台南で史跡巡りやおいしいものを満喫したら今度は離島を目指しマリンスポーツを楽しむのも台南へ行くひとつのルートになりそうだ。