コロールのグルメ
パラオといえば、やっぱり海の幸。マングローブガニやヤシガニ、ロブスターなどが街のレストランで食べられる。主食のイモ類や自生する果物などパラオならでは食文化も楽しんでみよう。
街には日本語も目につき、寿司などの日本食や焼き鳥、手羽先、肉じゃがなどの居酒屋メニューを楽しめるレストランもいくつかある。日本人シェフが腕を振るうパラオ料理レストランもあり、観光客だけでなく地元の人々にも愛されている。また、海が望めるレストランは観光客に人気だ。
街には観光客に人気のドーナツ屋やアイスクリーム屋がある。アイスクリーム屋はマンゴー、ササップ、オレンジ、ココナッツなどのパラオらしいフルーツのフレーバーや、タロイモやタピオカ、アボカドなど珍しいものもある。散歩の途中で一息つこう。
博物館とサンゴセンター
パラオの文化と自然を知るにはコロールにある博物館やミュージアムに行ってみよう。パラオ国立博物館は1955年に設立された博物館。館内には様々な生き物の標本が並ぶ。敷地内にはバイがある。バイとは、パラオの歴史的建造物で、草葺きの三角屋根でできており、昔は集会所として人々の生活の中心にあった。
コロール島の先端、海に程近い場所にパラオ国際サンゴセンターがある。併設された水族館はまさにパラオの海を凝縮したかのような楽しさだ。マングローブ域の再現や、パラオらしい魚やタコクラゲなどを見ることができる。
メインストリートに位置するエピソンミュージアムは、パラオ第3代大統領故ギラケル・エピソン氏を記念して建てられた博物館。歴史的に貴重な品々が数多くある。パラオの歴史を知るには最適だ。
ロックアイランド周辺ツアー
コロールから出発するスピードボートの島巡りは大人気。パラオの美しい海を堪能しよう。スピードボートに乗って5分ほどの場所に、隆起珊瑚でできたロックアイランドがある。海水や浸食による自然の力で様々な表情をみせてくれる。ロックアイランドの周りは大型魚や回遊魚など1500種類以上の魚が生息し、ダイビングの人気スポットとなっている。
ガルメアウス島はコロールからスピードボートで30分。ロックアイランド周辺のツアー時には、必ずと言っていいほど立ち寄る美しく便利な島。水中眼鏡一つで魚と戯れられるビーチ、ベンチやテーブル、トイレなどが揃っており公園のようだ。
パラオは太平洋戦争の激戦地の場所である。日本軍のゼロ戦も浅い水深にほぼ原形のまま沈んでいる。パラオではいたるところで戦争のツメ跡を見ることができる。