オマーンの首都、マスカットはアラビア半島の端にある都市。マスカット市内は「マトラ地区」「「オールド・マスカット地区」「ルイ地区」の3つの地区に分かれている。「マトラ地区」は港町独特の活気があり、そこに住む地元の人たちの暮らしが感じられる地区。またマトラ地区では16世紀にポルトガル人が築いたマトラ・フォートという砦が見どころである。
その他、スークと呼ばれる市場や海岸通りのコルニーシュが見どころ。「オールド・マスカット地区」は、基本的には閑静な官庁街で、ミラニ砦やいくつかの小規模な博物館がある。
「ルイ地区」は新市街で、整然とした区画に近代的なビルが立ち並んでいる。また、いくつかの博物館やスークがある。
マスカットで最も話される公用語はアラビア語。但し複数の民族や人種が混在する地域では英語がコミュニケーションツールとして一般的に使用されている。オマーンでの通貨は「オマーン・リアル」が使われている。