パナマシティ旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

パナマシティについて

パナマ共和国（パナマきょうわこく）、通称パナマは、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境に位置する共和制国家である。北西にコスタリカと、南東にコロンビアに接し、北はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はパナマ市。南北アメリカと太平洋、大西洋の結節点に当たる地理的重要性から、スペイン人の到達以来貿易や人の移動や国際政治において大きな役割を果たす場所となっており、その役割の重要性のため、中米地峡を貫くパナマ運河が通っている。

パナマシティの基本情報

通貨: 米ドル
人口: 330万人
言語: 公用語はスペイン語
民族: メスチソ70%，黒人14%，白人9%，先住民7%
行政区画: 県政（9つ）ボカス・デル・トーロ/チリキ/ベラグアス/エレーラ/ロス・サントス/コクレ/パナマ/コロン/ダリエン

面積: 7万5517km2（日本の約5分の1）
位置: コスタリカとコロンビアの間
気候: 高温多湿の亜熱帯気候
時差: マイナス14時間

パナマシティの旅行情報

パナマシティ旅行の見どころや文化など、旅行情報はこちら！

パナマ運河

1904年から1914年にかけて米国が建設したパナマ運河は、世界でも最も印象に残る土木事業の１つ。３組の閘門・３つの人造湖をつないだ水系・世界第２の規模を持つギラール掘削溝などから構成されており、全長81.3キロにわたって太平洋とカリブ海の間に延びている。パナマ運河は、海面式のスエズ運河とは異なる閘門式（こうもんしき）の運河で、水門で水を仕切ることにより船を昇降させる方式を取っている。全部で閘門は3箇所にあり、パナマシティから最も近くにあるのがミラフローレス閘門だ。観光のための施設は、太平洋側のミラフローレス閘門と大西洋側のガトゥン閘門にある。

パナマシティ

パナマ・シティは３つの街が１つになった都市。それぞれオールド・パナマ、コロニアル・パナマ（旧市街）、そしてモダン・パナマ（新市街）と呼ばれている。オールド・パナマには、1671年に有名な海賊ヘンリー・モーガンが略奪・破壊した跡が今も残る。コロニアル・パナマは、それまでの街が破壊された後で新しい場所に建設された街。その中でもパナマビエホ、カスコビエホと呼ばれる市街はそれぞれ世界遺産に登録されている。細い通りや鉄細工で飾られたバルコニー、「黄金の祭壇」があるサンホセ教会、フラット・アーチ、博物館や美術館、国立劇場、カテドラル（大聖堂）、フランス広場・ボリバル広場・ヘレーラ広場、それにラス・ボベダスの遊歩道などが有名だ。モダン・パナマの魅力は立ち並ぶ高層ビルや豪華なデパート、美しい邸宅街やホテルにカジノ、それに生き生きとしたナイトライフなどである。

サン・ロレンソ要塞

1597年、スペインのフェリペ二世の命令により、大西洋の面したチャグレス川の河口に海賊からの防衛を目的に建てられた、世界遺産にも登録されている要塞だ。その後、イギリスの海賊、ヘンリー・モーガンなど、多くの海賊に攻撃、破壊され、再建を繰り返してきた。１８２１年、パナマがスペインから独立した時には、ここでスペイン軍は領地を放棄し、この場所から船に乗って撤退した。そして第二次世界大戦中にはアメリカ軍がパナマ沿岸とパナマ運河防衛のため、ミサイル発射台を設置したという、パナマの歴史を語るに欠かせない場所である。パナマシティからのアクセスは、バスで１時間半ほどである。

サンブラス諸島

パナマ・シティから20分のフライトで着くサンブラス諸島は、360もの島々から成り、50あまりの島でクナ族が半自給の生活を送っている。ここに住むクナ族は、今も伝統的なライフスタイルやしきたりを守っている。女性が着るのは、スカートのほかに背中や胸を有名なモラで飾った色地のブラウス。モラは、インディヘナのアート感覚が純粋な形で表現されている布の美術品。手首や足首には、カラフルなビーズの飾りもつける。あとはネックレス、胸飾り、鼻につける金のリングがあればかんぺきな民族衣装スタイルとなる。ホテルは、大体のところが、電気は太陽光発電、水は雨水、ホテルといっても草ぶきで、トイレの下は海というのが多いようである。一番人気のスポーツは、カリブの静かな海で楽しむ水泳やダイビング。日本から団体を組んでモラを買いに来る人々も多くいる。

ena(イーナ)のおすすめ航空券