ロッテルダム旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

ロッテルダムについて

ロッテルダムは人口60万人のオランダで2番目に大きい都市である。エラスムス大橋、ユーロマスト、建築群が作る独特の景観は遠くから見える程、壮大なもの。ロッテルダムは近現代の建築やフェスティバル、スポーツイベント、ユニークなショップ、最前線のアートや文化いっぱいのダイナミズムにあふれた場所である。オランダの中でも「都会」という言葉がピッタリのロッテルダムに足を延ばして、一味違う体験をしてみませんか？
おススメの観光スポットは、スタイリッシュな客船ネハレニア号に乗って行く、世界遺産キンデルダイク。1997年にユネスコの世界文化遺産に認定されたキンデルダイクは、いまや旅行者のマスト・スポットとなりつつある。

ロッテルダムの基本情報

通貨: ユーロ（EUR）
人口: 582,736人
言語: オランダ語・英語
行政区画: 南ホラント州

面積: 319.35km2
位置: 北緯51.922832度分東経4.479606度分
気候: 西岸海洋性気候
時差: 日本との時差は-8時間。サマータイム時は日本より7時間遅れ。

ロッテルダムの旅行情報

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ロッテルダムの世界遺産

・世界遺産キンデルダイクの風車群

ロッテルダムの南東紬15km程の川沿いに、1740年頃灌漑設備用としてつくられた風車群が残っている。風車のある地名をとって「キンデルダイク（Kinderdijk）の風車」としてられているが、現在1000基程残っている風車のなかでも19基というまとまった数が揃いして､広々とした湿原にその壮観な姿を映している珍しいスポットなので、観光客に人気がある。

まわりには風車以外に大きな町や観光スポットはないが、川を遊覧船で巡り、風車に迫る川下りツアーや、風車の内部見学も可能である。周辺の緑地を散策したり、ボートに乗ってゆったり風車を眺め、写真に収めたりして、風車のある風景を心ゆくまで楽しもう。

キンデルダイク一帯の風車保存地区が、ユネスコの世界遺産に登録されたのは1997年12月のことである。正式名称は「キンデルダイクとエルスハウトの風車ネットワークThe Mill Network at Kinderdijk-Elshout）」となる。この地域の風車は、農地に必要な水を入れたり汲み出したりする灌漑用設備として、中世に建造され今日でも活用されている。ここには風車を使った灌漑設備に関する全ての技術（堤防、貯水池、水を汲み上げる機械、管理用の建物、完全な状態で保存された風車群など）が残されている。

ロッテルダムの建築

ロッテルダム中心部では、わずか数キロメートルの範囲に100年以上にわたる建築の歴史を見ることができる。5分も歩けば、全く異なった外観と雰囲気の新しいロッテルダムの一面に出会えるであろう。ロッテルダムは、多くの斬新な建物と豊かな建築の土壌があることから、建築の町として世界的に高い評価を得ている。

戦火を免れた戦前からの印象的な建物には、市庁舎や旧郵便局、ヘット・ヴィッテ・ハウス（ホワイトハウス）がある。第二次大戦後は、革新的な建築の草分け時代で、キューブ・ハウス、フロートハンデルスヘボウ（卸売ビル）、スハウブルグプレイン（劇場広場）などの傑作建築がある。「ロッテルダムの建築（Architecture in Rotterdam）」という地図を無料で配布し、ロッテルダムのすばらしい建築の見どころや情報を紹介している。

ロッテルダムのアート＆カルチャー

ロッテルダムでは、特にこの20年、アートとカルチャーが大きく育ってきている。ロッテルダムの数々の団体や舞台、アクティビティにより、斬新でクオリティの高いパフォーマンスやイベントが次々行われている。会場としては、デ・ドゥーレン、ロッテルダムセ劇場、ルクソール劇場といった素晴らしいものがあり、世界的な芸術家団体がトップレベルの芸術文化公演を絶えず行っている。

ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館は、ブリューゲルからレンブラント、ゴッホ、ダリまで新旧の芸術家の印象的なコレクションを所蔵。近くのクンストハル・ロッテルダムでは毎年多くの突出した企画展を行っている。そしてオランダ写真博物館やオランダ建築協会(NAi)などといった国立の団体もロッテルダムに居を構えている。