瀋陽市(Shenyang)は遼寧省の省都で、東北の玄関と言われる東北地方最大の都市。清朝が北京に遷都するまでは国都とされた瀋陽は、瀋陽故宮をはじめ、帝王陵墓郡など世界遺産にも登録されている文化遺産が多い事から、国家歴史文化名城に指定される観光都市である。
また鉄鉱石や石炭などの資源が豊富で重化学工業が盛んで、ドイツBMW車の生産などもしている。
中国最大のソフトウェア開発企業「東軟グループ」が本社を置いているのも瀋陽だ。 停滞期を迎えた時期もあったが最近は中国政府の支援も受け、過去の威光を取り戻し近代都市に変貌している。
日本から瀋陽へのフライトは直行便で、東京から約3時間45分、全日空が週7便と中国南方航空が週3便運航。大阪から約2時間30分、週3便全日空と中国南方航空が運航。 そのほか福岡から週2便、名古屋から中国南方航空が週2便運航している。