ソフィアの観光スポット
聖ネデリャ広場
市の中心にある広場。中央に19世紀建造の聖ネデリャ教会が建ち、広場の周辺に多くのスポットがある。
聖ペトカ地下教会
聖ネデリャ広場の北にある、14世紀創建の小さな半地下の教会。 オスマン・トルコ時代の建造で、当時はイスラムのモスクより高い建物が建てられなかったために地下式になった。1階部分と地下部分で造られ、内部に美しい多くのフレスコ画がある。
バーニャバシ・モスク
聖ペトカ地下教会の近くにあるイスラム・モスク。オスマン・トルコ時代の1576年に建てられたもので、現在もイスラム教徒に使用されている。「バーニャ」は”風呂”の意で、かつては裏に共用浴場があった。現在ではその風呂は閉鎖されているが、モスクの隣には飲用水の源があり、沢山のソフィアの市民たちの水源となっている。
ソフィアのグルメ
歴史的にトルコの影響を受けており、その分、今まで東欧の国とは少し雰囲気を持っている。食材としては肉類、野菜が豊富で、チーズやヨーグルトなどを料理に多用する。味付けも他のヨーロッパの国々に比べると塩味が強くなく、日本人の口にもよく合うといわれている。
ブルガリアの主食はパンで単に毎日食べる物ではなく、命を支える物であり命そのものを表してる。パンさえあれば、何とかなるが逆に、パンがなかったら生きられないのでパンは他の食べ物と比べて特別に取り扱われている。
例えば、パンを絶対に捨ててはいけないとか乞食する人にお金をあげなくてもパンぐらいは断っては行けないなどの決まりがある。ブルガリアの祝祭日の食卓の中心に特別に飾られたパンが置かれ、またこのパンを焼く前に生地で羊、ヤギ、ブドウや小麦などの農産物の形を作って、パンの表面に並べて、飾ったりする。現在は農業従事人口はかなり少なくなったが祭りの日に特別なパンを焼く習慣に変わりない。
ソフィアの交通手段
市民が多く利用する交通機関はバスおよびトロリーバスを中心に整備されており、市内各地を巡回している。 ソフィア地下鉄は1998年に開業したばかりである。路線は1本、8駅に過ぎず、まだ開発途上である。6つの駅が建設中であり、2009年に開通予定となっている。ソフィア地下鉄の計画の骨子には3本の路線、47の駅が含まれている。
私有のバンによる巡回輸送も有力かしてきており、公営の交通機関よりも早く、タクシーよりも安い。2005年の時点で、このような運営形態のバンは368台あり、都心部と郊外に48路線を持っている。
また、およそ6,000台の営業許可を受けたタクシーが運行しており、更におよそ2,000台が違法営業していると見られている。タクシーは他のヨーロッパ諸国に比べて安価であり、町の有力な交通手段となっている。
ソフィアの物価
ブルガリアは相変わらずヨーロッパで一二に安い国。 まず宿泊について。 もちろん、ブルガリアではホテルなどが沢山ある。しかし、外国人は普通の値段の2倍を払う場所もあるので、 気をつけたほうがよい。 黒海の海岸沿いの地方ではリゾート地が多くて、 予約せずリゾート地のホテルに泊まることは難しい。
列車またはバスで着くとき、 プライベート・ルームを提供する人を探しておくとよい。民宿の部屋はだいたい清潔で、 トイレとシャワーは家族と共用。一人で200円~1500円まである。
外食することも列車とバスで国内移動をすることも 値段が安くて質が良い。量が多い食事で300円以下とエスプレッソ一杯で30円だけを払っても質はきちんとしている。 海岸のリゾート地では物価はそれより高いのである。