出入国税とはその国を出入国する際にかかる税金のことである。国ごとに決まりがあり、名称、金額、徴収方法も異なる。近年では各国の出入国税は空路で行き来する際はすでに航空券購入時に含まれていることが多い。ただし、カンボジアや、インドネシア、フィリピンなどは出国する航空券のチェックイン時にカウンターで支払ったり、別途支払いカウンターが設けられており、現地通貨で支払う必要がある。なお、航空券購入時の出入国税等は外貨建てのものを日本円に換算しているため、為替レートによって日々変動する。
また出国税と名付けている国もあれば空港使用料としているところもあり、空港を使用する度に税金の徴収対なるところもある。出国税ならば出国するときに1回支払うのみだが空港使用料となると出国時だけでなく、乗継でも支払が必要となる。ちなみに日本の場合は、「旅客サービス施設使用料」と呼ばれており、成田2540円、羽田2000円、関西2650円、中部2500円、福岡945円、札幌1000円と設定されている