エクアドル共和国の首都であるキト。グアヤキルに次いで人口が多く、南米有数の国際都市である。赤道直下に位置するが、アンデス山脈の中腹にあるため、比較的涼しく過ごしやすい。標高は約2800mで富士山で言えば7合目から8合目あたりの高さに位置している。とても起伏に富んだ土地でアップダウンの激しい場所に多くの建物が建てられているのが特徴。街は大きく分けて旧市街地区と新市街地区があり、旧市街地区にはスペインの植民地時代に形成された古い街並みがほぼそのままの形でのこされており、街全体がユネスコの世界遺産に登録されている。旧市街地区も新市街地区もそれぞれに見どころがある。新市街地区のはずれにはマリスカル・スクレ国際空港があり、空港から新市街地区の中心までは5~6km程。