ヤンゴン(旧ラングーン)はミャンマー連邦共和国最大の都市で1989年にラングーン(Rangoon)から改称された。2005年11月までは首都であったが現在の首都はネピドーになっている。
ヤンゴンは、6世紀に当時低地ビルマを支配していたモン族によって、ダゴンの名で創設された。ダゴンはシェンダゴンパゴダをほぼ中心とした小さな漁村であった。1755年、アラウンパヤー王がダゴンを征服し、ヤンゴンと改名し、ダゴンの周囲に入植した。
イギリスが、第一次英緬戦争中にヤンゴンを占領したが、戦後にビルマに返還した。また1983年北朝鮮が韓国の全斗煥大統領一行の暗殺を計画し、国家テロを引き起こしたラングーン事件はヤンゴンで起きた事件である。