トルコで最大の空港と言えば、イスタンブール市街地中心部から南西に約15kmに位置し、トルコ建国の立役者、ケマル・アタテュルクにその名を由来しているアタテュルク国際空港(Atatürk International Airpor)である。
アジアへ、またヨーロッパへの入り口に位置する、インターナショナルな空の交通の要所として、この地域では最も賑わっている空港であり、今後の発展も見込まれている空港である。年間旅客数は25万人を数え、2012年には国内の航空会社の予想によると年間約50万人もの乗客の利用が想定されている。この空港は、多くの日本からの直行便、あるいは諸外国から乗換えのため、トルコ入りする人々によって利用されている。
アタテュルク国際空港は、イスタンブールの欧州側(トラキア)に位置し、ターミナルビル内には、ヨーロッパ・アジア両方の交わるところに位置するトルコの地理的特色が感じられるデザイナーブランドのブティックや伝統的なトルコバザール型のお店が軒を連ねている。その他、いくつかの免税店もあり、玩具店などではトルコらしさを大いに堪能できる商品が並び、外国からの旅行客の目を日々楽しませている。