成田空港は第1~第3ターミナルの3つの旅客ターミナルを持つ。第1ターミナルは、北ウイング、南ウイングから成り、1978年の開港当初から使用されている。その後、1992年に第2ターミナルが開業し、それと同時に、第1ターミナル北ウイングが改修のため閉鎖された。1999年に北ウイングが再オープンすると、今度は南ウイングが閉鎖され、リニューアルがはかられた。なお、第3ターミナルは就航LCCの増加に伴い2015年に新設された。3つのターミナルで唯一空港連絡鉄道の駅が無く、空港第2ビル駅が最寄りとなる。
2006年に南ウィングが再び供用開始された際は、スターアライアンス加盟航空会社がほぼ集結したほか、日本初となる手荷物のインラインスクリーニングシステムの導入や、免税店エリア「narita nakamise」がオープンするなど、成田空港は華々しい再スタートを切った。同時に、航空アライアンスごとの再配置が行われ、第1ターミナル南ウイングのスターアライアンスのほか、北ウイングはスカイチーム、第2ターミナルはワンワールドとノンアライアンスにほぼ集約された。
2007年には、第2ターミナルに国内最大の店舗面積を誇る「ナリタ5番街」がオープンし、国内初の自動出入国管理ゲートが導入されるなど、ますます利便性が高まっている。
ターミナル連絡バスに乗車した際の所要時間は第1ターミナル-第2ターミナル間は約10分、第1ターミナル-第3ターミナル間は約10分です。
なお、第2ターミナル-第3ターミナル間の移動は、徒歩(所要時間約15分)またはターミナル連絡バス(直行バス:乗車時間約3分)を利用することになる。