重慶市(じゅうけいし)は中華人民共和国の直轄市である。もともとは四川省に属していたが、1997年3月14日に直轄市に昇格した。市の略称は「渝」で、重慶市内にある嘉陵江の古称、渝水からきている。2010年には中華人民共和国国務院により、国家5大中心都市の一つにも規定された。
また、同じく2010年にアメリカの外交専門誌フォーリンポリシーにより、世界第65位のグローバル都市に選ばれている。中国本土では北京、上海、広州、深センに次ぐ第5位。
重慶市は長江上流の四川盆地東部に位置しており、東は湖南省と湖北省、西は四川省、南は貴州省、北は陝西省と接する。東西470km、南北450kmにわたる広大な面積をもつ。市の中心部では北から嘉陵江が合流し、?陵で烏江が合流する。