インスブルックはオーストリア西部、チロル州の州都。アルプス越えの要所ブレンナー峠の街道筋にあり、ドイツとイタリアを結ぶ宿場町として古くから栄えてきた。ハプスブルク家も王宮を置いた街で、皇帝マクシミリアン1世が建造した黄金の小屋根や、マリア・テレジアが増築した王宮など、今も当時の面影を見ることができる。夏期はハイキングや避暑、冬期はウインタースポーツの拠点となり、旅行者を集めている。
海外航空券販売のena(イーナ)がお届けするインスブルック旅行の旅行ガイドブック。インスブルックの観光情報をご案内。お得な海外格安航空券、格安ホテル情報も。
インスブルックはオーストリア西部、チロル州の州都。アルプス越えの要所ブレンナー峠の街道筋にあり、ドイツとイタリアを結ぶ宿場町として古くから栄えてきた。ハプスブルク家も王宮を置いた街で、皇帝マクシミリアン1世が建造した黄金の小屋根や、マリア・テレジアが増築した王宮など、今も当時の面影を見ることができる。夏期はハイキングや避暑、冬期はウインタースポーツの拠点となり、旅行者を集めている。
ユーロ
約12万人(2008年)
ドイツ語
ゲルマン系
104.91平方キロメートル
北緯47度16分、東経11度23分アルプス山脈の東部、イン川沿いに位置し、インスブルックという地名自体が、「イン川の橋」という意味になっている。市街部の標高は約574メートル。
緯度はほぼ南樺太に相当するが、地中海の影響により比較的気候は温暖で、平均気温は青森から北海道に匹敵する。自然環境や四季の変化に富んでおり、空気が乾燥していて湿度が低い。山岳地帯なので天候は変わり易い。
日本との時差は8時間(サマータイム時7時間)
インスブルック旅行の見どころや文化など、旅行情報はこちら!
インスブルック国際空港はインスブルックの旧市街から西約5キロにある、チロル州及び西オーストリアで最も大きな国際空港。日本からの直行便は無いが、ウィーンまで行き国内線へ乗り継ぐか、フランクフルト経由が便利。冷戦期は小さな空港であったが、現在はヨーロッパの様々な都市を結ぶハブ空港として大きく成長した。夏と冬の観光ハイシーズンにはヨーロッパのみならず、中東や北アフリカからのチャーター便も数多く発着しており、チロル州全体の観光産業の活性化に重要な役割を担っている。空港から市内へは、市バスF番を利用する。インスブルック中央駅まで所要約20分。また空港出口にはタクシーターミナルがあり、タクシーを利用すれば旧市街まで約10分で到着する。
・黄金の屋根
チロルの領主、マクシミリアン1世が広場の行事を見学するために建造した建物。5階建の建物の屋根は2,657枚の金箔を貼った銅版で葺かれている。
・ホーフブルク王宮
15世紀に建てられた宮殿をマクシミリアン1世がゴシック様式に拡張し、その後18世紀にマリア・テレジアがロココ調の宮殿に大改造した。白と黄色のマリア・テレジア・イエローで彩られた宮殿内部には、マリア・テレジアの「謁見の間」や豪華な天井画などをみることができる。
・宮廷教会
ハプスブルグ家の礎を築いたマクシミリアン1世が自らの墓として建てた教会。中央には大きな黒い棺が置かれていて、その周囲を「黒い仲間たち」と呼ばれる28体の銅像が囲んでいる。
・ノルトケッテ連峰
「北の鎖」という意味のノルトケッテ連峰は、チロル山歩きの拠点。インスブルック市内からケーブルカー、ロープウエーを乗り継ぐと、標高2334メートルのハーフェレカー山頂駅まで短時間で簡単に登ることができる。途中の駅にはヨーロッパで最も標高が高い動物園があり、野生ではすでに絶滅してしまった貴重なものを含む、アルプスの150種以上の動物が飼育されている。ハーフェレーカー山頂駅では、天気が良ければ、イタリア国境のブレンナー峠まで望むことができる。
・その他インスブルックの観光スポット
凱旋門、アンナ記念柱、セント・ヤーコブ大聖堂、チロル民俗博物館、オリンピック・スキージャンプ台
チロル地方の郷土料理をはじめ、ハプスブルク帝国時代に宮廷で振舞われた料理まで、バラエティーに富んだ食事を楽しむことができる。酪農の盛んな地方のため、チーズを使った料理やソーセージ、ハム、ベーコンなどの肉を使った料理が数多くある。初夏には白いアスパラガス、秋から冬にかけては鹿、猪、兎、キジ等の猟獣肉、キノコ類などが楽しめる。料理は全般的に素朴でボリュームたっぷり、やや濃い味付けが特徴。代表的な料理としてブランデーでじっくり煮込んだ豚肉料理「ハウス・プフェンデル」や、チロル風団子「チローラー・クヌェーデル」がある。
インスブルック中央駅はドイツ、イタリア、スイスへ向かう全ての国際列車が停車する、西オーストリア最大級の駅。オーストリア国内路線ではザルツブルク、ウィーン、グラーツへ直通列車が、国際路線ではミラノ、ミュンヘン、ベルリン、チューリッヒ、コペンハーゲンなどへの直通列車が運行されている。また、ヨーロッパの高級長距離列車オリエント急行もインスブルックに停車する。
スキー発祥の地としても知られるチロル地方は、ウィンタースポーツが盛ん。その中でもインスブルックは過去2度にわたり冬季オリンピックが開催された、ウィンタースポーツの施設が整った街として知られている。市街地からスキー場までも近く、シーズンになるとスキー靴のままスキー・スノーボードを担いで歩く人々の姿が多数見られる。
インスブルックの9つのスキー場では、80のリフト・ゴンドラがあり、285キロに及ぶ初心者から上級者までに対応した変化に富んだコースがある。各スキー場のみ有効な個別パス以外に、9つのスキー場で使える共通スキーパスも用意されており、日替わりで色々なスキー場を試すことも可能。また夏でもスキーを楽しめる、氷河スキー場もある。
インスブルック旅行への航空券はこちらをおすすめ!
¥430,800
¥488,800
¥496,800
¥496,800
¥581,000
¥636,300
¥831,100
¥1,912,500