マラガの観光スポット
マラガの街の中心となるマリーナ広場。そこから5分北上するとコンスティトゥシオン広場。この2つの広場の周りには、カフェやブティックなどのお店も多く、どちらかを観光の起点とすると他の観光地へも歩いて回ることができ分かりやすい。古いモスクの上に建てられたカテドラルは、当初二つの塔が建設予定であったが実際建てられたのは北側の塔のみで未完成だ。
イスラム時代の要塞、アルカサバは、古代ローマ時代の要塞の基礎の上にイスラム王により11世紀に建てられたもの。城壁の上からはマラガ港が一望できる。アルカサバの入り口にはローマ時代の遺跡、ローマ劇場が残っている。アルカサバを防衛する為の要塞ヒブラルファロ城は、海からの敵の侵入を見渡せる高台にある。
また、マラガは世界的画家パブロ・ピカソの生地であり、ピカソの生家は博物館になってい
マラガの歴史
マラガは、紀元前約1100年頃、フェニキア人の植民地化計画により「マラカ」と呼ばれ、都市がつくられた。後にカルタゴ人により支配されていたが、ローマ人により征服され、イベリア半島内にある他のローマ都市や地中海の他港との交通の要地となった。
8世紀初頭、ゴート王国の崩壊と北アフリカからのアラブ人のイベリア半島侵入が始まり、743年、マラガはアラブ支配都市となった。レコンキスタ最終期1487年、マラガはスペイン王国に征服された。レコンキスタにより、宗教建築物を中心に都市に広まり、マラガにはそれまで無かった大広場、ビクトリア修道院、トリニダー修道院が造られた。1960年代からの観光ブームにより、マラガはインターナショナルかつミックスカルチャーな都市として、多くの観光客を集め、経済は大きく発展した。