南京市(なんきんし)は、長江下流南部にある江蘇省の省都。中華民国の旧首都今でも憲法上の首都である。古くから長江流域・華南の中心地で、かつては三国・呉、東晋、南朝の宋・斉・梁・陳(以上の6朝を総称して六朝)、十国の南唐や明といった王朝や南京国民政府の首都であった。中国四大古都の一つ。
金陵は南京の別名。また清朝のころには江寧と呼ばれたことから略称は「寧」である。夏はとても暑く、重慶、武漢と並ぶ中国三大ボイラー(三大火炉)の一つと言われている。丘陵地が多く、緑豊かな街としても有名。
海外航空券販売のena(イーナ)がお届けする南京旅行の旅行ガイドブック。南京の観光情報をご案内。お得な海外格安航空券、格安ホテル情報も。
南京市(なんきんし)は、長江下流南部にある江蘇省の省都。中華民国の旧首都今でも憲法上の首都である。古くから長江流域・華南の中心地で、かつては三国・呉、東晋、南朝の宋・斉・梁・陳(以上の6朝を総称して六朝)、十国の南唐や明といった王朝や南京国民政府の首都であった。中国四大古都の一つ。
金陵は南京の別名。また清朝のころには江寧と呼ばれたことから略称は「寧」である。夏はとても暑く、重慶、武漢と並ぶ中国三大ボイラー(三大火炉)の一つと言われている。丘陵地が多く、緑豊かな街としても有名。
元(ユェン)
741.3万人
北京語
全人口の92%を占める漢族と、残り8%を占める55の少数民族から構成。
江蘇省
6,597 km2
長江下流南部
ケッペンの気候区分では温暖湿潤気候に属する。年間平均気温は16℃、 最高気温極値は40.7℃、最低気温極値は?14℃となっている。
‐1時間
南京旅行の見どころや文化など、旅行情報はこちら!
南京駅を降りると目の前に広がっているのが玄武湖。古くは呉の孫権が水軍の訓練を行ったと言われている。周囲は公園として整備されていて、多くの人で賑わっている。
紫金山 (鐘山)は南京市街北東部に位置する標高448.2メートルの山。この紫金山一帯が中華人民共和国国務院が指定する国家重点風景名勝区に指定されており、中山陵、明孝陵など多くの観光スポットが隣接する地域になっている。
紫金山山頂へは遊歩道が整備されており多くの人が訪れる場所となっている。また、観光リフトがあり、山頂近くまで行く事が出来る。山頂からは南京市内、また長江が一望できる。また、トイレは山頂付近にもあるがあまり設備的には整ってないので注意。
夫子廟は孔子を祀る孔子廟を中心とした繁華街一帯を指して夫子廟と呼んでいる。様々な店が建ち並び、夜になるとライトアップされ多くの人で賑わう。
秦淮河遊覧船が通る秦淮河は南京市内南部を通り、長江へ流れる長江の支流である。夫子廟付近を巡る遊覧船は夫子廟大成殿前から乗船できる。昼・夜共に運行されていて、所要時間約50分、昼55元、夜80元。
南京市郊外の湯山では猿人の頭蓋骨が出土しており、30万年前から南京には人が集まり住んでいた。
街の歴史は紀元前472年、今から2400年前に越王勾践(「臥薪嘗胆」の登場人物)が城を築いたことに始まる。金陵、建康と様々な名で呼ばれたが、後に明の永楽帝が北方の北京に都を移したため、「南の都」と呼ばれるようになった。「三国志演義」には呉の都・建業として登場する。南北朝時代には宋、斉、梁、陳と南朝の諸王朝の都として栄えていた。
1368年、朱元璋が明を建国した際にはついに中国全土の首都となった。その後、明は都を移してしまいるが、その後も太平天国や中華民国の首都として度々、歴史の表舞台に登する。現在の南京は工業や科学技術、教育などで発達を遂げている。
中国では小学校には6歳で入学する。小学校は6年間、中学校も6年間。ただし、中学校は初級中学(3年)と高級中学(3年)に分かれており、初級中学は日本の中学校、高級中学は日本の高等学校に相当する。手に職をつけるため初級中学を卒業後に技術学校へ進学する学生も多い。
南京市にある南京大学、東南大学等は全国的に名門校として知られている。南京市ではスポーツが大変盛んに行われ、卓球、バドミントン、バレーボールなどでは海外との交流も行っている。姉妹都市である名古屋市とは隔年でジュニアスポーツチームの派遣・受入れを行っており、平成18年には名古屋市から派遣された中学生が南京市の中学生とバトミントンの交流試合を行った。バトミントンやバレーボールでは南京市出身のオリンピック代表選手による北京五輪での活躍が期待された。2014年8月に南京ユースオリンピックが開催される予定である。
南京市では市バスが市民の足として活躍していて、観光用路線から郊外路線まで100以上の路線で構成され南京市民の重要な交通手段となっている。また、2005年には地下鉄一号線が開通し、市内交通は便利になった。現在。地下鉄二号線の建設が進んでいる。
市内のほとんどの路線でICカードが導入されている。ICカードは運賃が4割引になっておりかなり普及している。地下鉄でも利用できる。また、南京市は海に面していないが、長江に面する中国内地河川最大の港がある。長江の川幅は広く、水深も深いため、3.5万トン級船舶が航行しており、日本との間にコンテナ輸送定期便が運航されている。
また南京禄口国際空港(禄口国際機場)があり東京、大阪、名古屋、シンガポール、ソウル、香港、マカオ、台湾などと航空路が開設されている。市街までは29kmほど離れているが、高速道路で直結されている。