中央ヨーロッパに位置し、国内には12件の世界遺産が存在する。首都プラハの歴史地区もそのひとつで、10世紀以上の歴史を持つ。ロマネスクやゴシック様式の建物が立ち並ぶ街は、人々がイメージする中世ヨーロッパの世界そのものである。
特にプラハの城はその中心的存在で、ブルタバ川にかかるヨーロッパ最古の橋であるカレル橋は、シルエットの美しさも見もので、夕暮れ時が一段と美しい。
また、プラハの南約180キロにあるチェスキー・クルムロフも世界遺産登録都市で、ルネッサンス様式の建物が目立つ優雅な街である。世界遺産の街だけでなく、カルロヴィ・ヴァリなどの温泉保養地や、ビール造りが盛んな街にも足を運びたいところだ。