金海国際空港(キメクッチェコンハン)は、韓国南部の空の玄関口として1976年に開港した。空港のある釜山(プサン)は、朝鮮半島の東南端に位置する韓国第2の都市である。当初は金海郡に所在していたため、現在は釜山広域市にありながらも金海国際空港と呼ばれている。
国際線は札幌・東京・名古屋・大阪・福岡・那覇という日本の主要6つの空の玄関口との間に就航しているほか、世界9ヶ国25都市の間で運行されている。
国内線は仁川(インチョン)、金浦(キンポ)、済州(チェジュ)の3都市に就航しており、この空港を拠点に国内へ移動することも可能である。現在、より利用しやすい空港を目指して、国際線と国内線が同じターミナルで乗り換えることができる空港へと進化するため、ターミナルビルの建て替え作業を行っている。この建て替えによって、より利用者数が増えることを目指している。現段階では、国際線ターミナルと国内線ターミナルは別となっているため、無料シャトルバスが運行している。