韓国ソウルにある金浦国際空港(キンポ)は、かつては国際線も多数就航し、韓国を代表する空の玄関口であったが、2001年に仁川国際空港(インチョン)がオープンすると、すべての国際線はこの仁川国際空港へと移転となった。2001年以降は国内線のみの運航となったが、緊急の場合に備えて国際空港としても利用可能となっている。
2003年は日本-韓国間の国際線需要が大幅に増えたため、羽田空港との間に定期チャーター便が運行されるようになり、今では羽田-金浦(キンポ)線でよく知られてる。
いまでは関西国際空港や中国への定期便も就航するようになり、今後も国際線の就航が増える見込みとなっている。羽田-金浦線には日本航空・全日空・大韓航空・アシアナ航空の計4社が就航しており、羽田空港の新国際線ターミナル開業に合わせて定期便に変更された。また関西-金浦線に関しては、大韓航空・アシアナ航空、チェジュ航空の3社が乗り入れている。
空港としての規模は小さいものの、映画館やアウトレットショッピングモール、レストラン大型ディスカウントストアー「Eマート」などの施設も設けられている。