カラチは、パキスタン南部のアラビア海沿岸にあるパキスタン最大の都市。世界有数のメガシティとして知られている。
2010年の国際連合の統計によると、近郊を含む都市圏人口は1312万人であり、東京、デリー、サンパウロ、ムンバイ、メキシコシティ、ニューヨーク、上海、コルカタ、ダッカに次ぐ世界第10位だ。 また、パキスタンにおける商業・金融の中心地でもある。経済は、自動車組立, 精油, 製鉄, 造船, 鉄道, 繊維製品, 印刷と出版, エンターテイメント, 加工食品, 薬品, 工業技術で成り立つ。
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カラチは、パキスタン南部のアラビア海沿岸にあるパキスタン最大の都市。世界有数のメガシティとして知られている。
2010年の国際連合の統計によると、近郊を含む都市圏人口は1312万人であり、東京、デリー、サンパウロ、ムンバイ、メキシコシティ、ニューヨーク、上海、コルカタ、ダッカに次ぐ世界第10位だ。 また、パキスタンにおける商業・金融の中心地でもある。経済は、自動車組立, 精油, 製鉄, 造船, 鉄道, 繊維製品, 印刷と出版, エンターテイメント, 加工食品, 薬品, 工業技術で成り立つ。
パキスタンルピー
12,461,423人
ウルドゥー語(国語)、英語(公用語)
ムハージル、パシュトゥーン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人など
カラチ行政区
3,527km2
パキスタン南部
砂漠気候だが湿度は高め。
日本との時差はマイナス4時間
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クリフトン・ビーチは、アラビア海に面したビーチ。もともと、19世紀から英国兵士の保養地として発達したが、パキスタン国内の観光客でも賑わう。ここでは着飾ったラクダに乗って美しいアラビアの海岸線を楽しむことができ、人気の観光スポットとなっている。
チャウクンディは、カラチからナショナル・ハイウェイを東に27km、1万~1万5000基の墓があるといわれる世界に類のない墓石群だ。周辺には町や集落の跡が何一つなく、砂漠に墓のみが群立していことが特徴。数多くのこる墓のうち300基には幾何学模様などの独特の装飾が残されている。15~19世紀にかけてこの地域に暮らしていたバローチなどの部族によるものとされている。カラチに行ったら絶対に訪れるべきなのはジンナー廟だ。1960年代にカラチの中心部に建立された、パキスタンの創立者ムハンマド・アリー・ジンナーの霊廟だ。
インドや中国、アフガニスタン、イランと国境を接するパキスタン。パキスタン料理は、東側はインド(北インド)、西側は中東やペルシャと、それぞれ隣接した国の影響を受けている。パキスタンの食事の4大構成要素は、ロティ(パン)とチャワル(米)、サブジ(野菜)、ゴシュト(肉)。日本ではケバブを見かけることも多いだろう。
また、パキスタンでは小麦の生産が盛ん。その規模は、世界でも指折りといわれ、そのためパンが豊富だ。インドの影響を受けた、スパイスをきかせた濃厚で辛いカレーも多い。飲み物は、チャイが人気。パキスタンのチャイは、牛乳と砂糖にカルダモン、ナツメグを加えて沸騰させて作ることが多いようだ。またヨーグルトドリンクのラッシーや、さとうきびのジュースもポピュラー。
観光スポット
カラチの空港としては、ジンナー国際空港(カーイデ・アーザム国際空港)がある。パキスタン国際航空が成田国際空港から週2便の北京首都国際空港、ベナジル・ブット国際空港経由便を運航している。1970年代初頭までは南回りヨーロッパ線の主要経由空港としてアジアとヨーロッパを結ぶ世界の重要空港だった。カラチは鉄道により、国内の他の地域と結ばれているので便利だ。カラチ・シティとカラチ・カントの二つが主要な駅だ。特に、カラチ・カントは、パキスタン国鉄一のハブ駅で、ここから、パキスタン各地の主要都市へ、毎日、列車が発着することでニーズも高い。
現在、カラチにおける主な大量輸送機関はきらびやかに装飾された、その名も「キンキラバス」である。この名は現地の日本人による通称であり、現地人は「マツダ」と呼んでいる。これは、マツダのバスをベースに改造されたもののためである。約1万台のキンキラバスがあるが、それをもってしてもラッシュ時の輸送量をさばききれていない。中でも、カラチ中心部のサダル地区「エンプレスマーケット」前のキンキラバス渋滞は凄まじい。
カラチへ行ったならカラチ国立博物館に是非、立ち寄ってほしい。1951年につくられた立派な建築で、変わった土偶や壺、細かい模様の印章、さまざまなポーズをした仏像、ほかにも絵画、書物などが数多く展示されている。パキスタンで唯一の国立博物館とあって、その展示品の数に驚く。見て回るのに何時間もかかるほどだ。特にパキスタンの民族衣装や生活用品などから人々の生活をうかがうことができ、とても面白い。
建国の父、ジンナーに関する展示品も多く、パキスタンの歴史を知ることができるのも嬉しい。展示品の多くは、インダス文明時代のものだ。モヘンジョダロから発見されたものもあり、マニアックで貴重な出土品を見ることができる。