マレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)は、マレー半島南部の丘陵地帯にある東南アジア有数の世界都市だ。
都会的な一面がある一方、英国統治時代を色濃く残した歴史的建築物も多く残り、新旧の魅力を感じる事ができる。 緑豊かな街の中に高層ビルが建ち並び、都会にいながらリゾートにいる様な開放感を満喫できる。 日本からクアラルンプール直行便は、JAL、マレーシア航空がそれぞれ運航している。 成田から所要約7時間10分。関西からは所要約6時間40分。
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マレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)は、マレー半島南部の丘陵地帯にある東南アジア有数の世界都市だ。
都会的な一面がある一方、英国統治時代を色濃く残した歴史的建築物も多く残り、新旧の魅力を感じる事ができる。 緑豊かな街の中に高層ビルが建ち並び、都会にいながらリゾートにいる様な開放感を満喫できる。 日本からクアラルンプール直行便は、JAL、マレーシア航空がそれぞれ運航している。 成田から所要約7時間10分。関西からは所要約6時間40分。
リンギット(MYR)
約190万人
マレーシア語
マレー、インド、中国
クアラルンプール首都特別市
243平方キロメートル
北緯3度8分、東経101度42分
クアラルンプールは1年中高温多湿の熱帯性気候に属する。赤道近くに位置し、昼夜の気温差も少ない。 雨期、乾期の時期ははっきり分かれていないが、夕方から夜にかけてスコールが降る。
日本との時差は、マイナス1時間。日本の方が1時間早い。
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クアラルンプールの中心街から南へ約75Kmの所にある。 1998年、黒川紀章氏により空港全体が設計され、開港した。総敷地面積は10000ヘクタールに及び、アジア最大規模である。
空港からクアラルンプール市内までの交通は、鉄道、バス、タクシーがある。一番早く確実な移動手段は、鉄道で、 KLIAエクスプレス利用で、KLセントラル駅までノンストップで28分で結ぶ。 到着ロビー1階に乗り場があり、15~20分間隔で出ている。
バス、タクシー利用で、所要時間は約1時間。どちらも到着ロビーで各ホテルまでのチケットを購入してから乗車する。
クアラルンプールのアイコン的存在の高さ452メートルのペトロナス・ツインタワー、 360度の眺望を楽しめるKLタワーの展望台は、クアラルンプールの街並みを見下ろせるオススメビュースポットだ。
マレーシアの3大民族マレー、インド、中国それぞれの信仰の象徴である寺院を巡る事が可能だ。 マレーシア最大級の国立モスクは、1965年に完成した。美しいターコイズブルーの屋根は、 マレーシア13州とクアラルンプールを表し14角星形になっている。外壁や回廊の細部にはイスラムアートが 施され、1万2000人もの人が収容可能だ。
20世紀初頭、英国植民地であったインドから多くのインド人労働者達が移り住み、建てられたヒンドゥー教寺院、 スリ・マハ・マリアマン寺院には、神々を象った、極彩色の装飾が印象的だ。 1887年完成の仏教寺院、関帝廟は、三国志で知られる武将・関羽が祀られている。門の天井から吊り下げられた大きな線香も見どころだ。
多民族国家のクアラルンプールには、民族ごとに名物料理が存在する。路地裏は、手軽でおいしい絶品グルメの宝庫だ。
白いご飯の上にチキン、玉子、小魚、辛いソースがのったナシ・レマ。テイクアウト時はバナナの皮で包んでくれる。 安くて力の付く鍋料理では、十数種類の漢方薬、豚肉を入れた肉骨茶(バクテー)、海鮮やすり身、野菜が入ったマレー風の よせ鍋スチームボートが人気だ。
チャイナタウン、インド人街では屋台が多く、インド系屋台では小麦粉生地を焼いたロティチャナイが気軽に食べられる。
クアラルンプールとは、「泥の川の合流地点」の意味。1857年、中国人の植民者により、 クラン川とゴンバック川の合流地点をスズ集積の拠点とされ、街は急速に発展した。 その後、イギリスにより統合されたマレー連合州の首都となり、1957年イギリスから独立後も、現在まで首都の座を維持している。 クアラルンプールは、現在も日々成長し続け、アジアでトップを飾る大都市を目指している。
都会的でにぎやかなクアラルンプールだが、中心部から少し足を伸ばせば、豊かな自然や、美しい景観を楽しむことができる。クアラルンプールの北に位置するバトゥ・ケイブ(Batu Cave)は、巨大な洞窟群の中にあるヒンドゥー寺院で、洞窟を探検するツアーなども行われている。
また、クアラルンプールから行政機能を移転すべく建設された新興都市、プトラジャヤ(Putrajaya)も中心部から車で30分ほどで訪れることができる。プトラジャヤは、大きな湖や壮麗な建物など、自然とうまく調和した美しい景観が自慢の街である。美味しい海鮮料理で有名なクタム(マレー語で「蟹」の意)島へもクアラルンプールから電車と船で行くことが可能だ。また、クアラルンプールからマレーシア各都市へと広がるバスの路線網を利用すれば、世界遺産の街・マラッカ(Malacca)や、ホタルが鑑賞できるクアラセランゴール(Kuala Selangor)へも気軽に行くことができる。1~2泊のショートトリップなら、高原の気候が爽やかなガーデンシティ・キャメロンハイランド(Cameron Highland)がおすすめである。