ブラジル南部のリオグランデ・ド・スル州の州都で、グアイバ川に面し、南に大西洋と接するパトス湖がある。1752年にアゾレス島からポルトガル人が住み始めたのが起源で、その後ドイツ・イタリア・スペイン人などが移住してから農・牧畜、工業が大きく発展した。ヨーロッパからの移民が多いため、ヨーロッパ風の建物が多い。
サッカークラブチームのグレミオとSCインテルナシオナルの本拠地であり、両チームの対戦は「ポルト・アレグレダービー(グレ・ナル)」として盛り上がる。ロナウジーニョをはじめとする数多くのサッカー選手の出身地である。
ブラジルを代表する港町でもあり、サントス、リオデジャネイロ等と並ぶ一級港を持った観光都市である。街の守護神「ガウショ(カウボーイ)」の銅像が街の入り口で出迎え、グアイバ川の夕日の眺めは「神が描きし平和の絵巻」と詩にうたわれるほど有名である。人々は、明るく陽気で、都市名は「陽気な港」という意味をもつ。