セントルイス(Saint Louis)はアメリカ合衆国ミズーリ州東部のミシシッピ川沿いにある町である。名前の由来はフランス元国王ルイ9世より。
古くからミシシッピ川やミズーリ川といった水利があったことより、貿易のための河港都市として発展してきた。1900年代には万博博覧会、そしてアメリカ初となるオリンピックも開催され、一躍知名度を上げた。
その後鉄道網が発達するにつれ水運業が衰退し、商工業が盛んになった結果、自動車・航空会社・薬品会社といった大手企業が軒をつらねた。しかし1970以降は産業の不振などを理由に環境が悪化し、それに伴い治安も悪化していった。そのため人々は市外へと流れていき、人口流出が深刻となった。現在でも市街地の空洞化は問題である。
また犯罪の発生率において全米でトップレベルで、特にミシシッピ川を渡った反対側にあるイースト・セントルイス市はさらに治安が悪いため観光では避けたほうが無難だろう。
日本からセントルイスへの直行便はないため、シカゴなどから乗り継いで行くことになる。日本航空や全日空が乗り継ぎ便を提供している。