ケルン(Köln/Cologne)はドイツ連邦共和国、ノルトライン=ヴェストファーレン州の西部を流れるライン川中流のほとりに位置する独立市で、国内第4の都市である。
都市名はラテン語のColonia(植民市)に由来する。ケルンの水を意味するオーデコロン(eau de Cologne)発祥の地としても知られる。ローマ帝国時代からの長い歴史を持つ古い町であり、交易と地域政治の中心地として現代まで栄えてきた。
世界遺産に登録されるケルン大聖堂や、多くの美術館・博物館など見どころ豊富で、観光地としての人気も高い。国内最大規模のカーニバルが祝われることでも有名である。