メキシコシティ国際空港は、メキシコシティ唯一の国際空港で、中南米でも最大の国際空港である。ベニート・フアレス国際空港とも呼ばれ、メキシコシティの中心から約8キロの距離に位置する。24時間体制で運営しているため、非常に便利であり、ターミナルは第一ターミナルと第二ターミナルの2つに分かれる。
また、中南米におけるハブ空港的存在である。世界各国から多数の航空会社が乗り入れており、メキシコ国内、カリブ海沿岸諸国、ヨーロッパ諸国、南北アメリカ、アジア諸国等への便がある。世界各国の主要国際空港の中でも高い大気中に位置しており、標高がおよそ2,200メートルほどである。このように酸素の濃度が薄いため、空港内に酸素ボンベの常備がある。