マカオ国際空港(マカオこくさいくうこう Macau International Airport 澳門國際機場)は、中華人民共和国マカオ特別行政区にある国際空港。マカオでは、第二次世界大戦中に極めて小規模な滑走路が存在していたほか、戦後の一時期にキャセイパシフィック航空によって飛行艇による港澳路線を就航していた。
ほかにも、以前からフェリーターミナルの屋上から、マカオ-香港間を結ぶヘリコプター便が就航していた。近代的なジェット旅客機の離発着可能な空港としてポルトガル植民地時代の1995年11月に、マカオ唯一の国際空港としてタイパ島の東側埋立地に当空港が開港した。
開港から数年の間は、宗主国ポルトガルのTAPポルトガル航空が、ポルトガルの首都リスボンとの間に直行便を「国内線」として運航していた。またマカオ国際空港を本拠地としてマカオ政庁やTAPポルトガル航空が出資してマカオ航空が創業した。