北京旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

北京について

北京(ペキン)は、世界で最も人口の多い中華人民共和国（中国）の首都。河北省にあり、政治、経済、文化、教育の中心都市となっている。北京(ペキン)の歴史は古く、今でも多くの史跡や美しい景観が残り、たくさんの人が訪れる観光地でもある。2008年には北京オリンピックが開催されるなど、都市開発も進んでおり、現代の大都市の風情と古都の趣きを併せ持つ魅力的な都市となっている。

北京の基本情報

通貨: 元(人民元)
人口: 戸籍人口：1,162.9万人世帯数：439.8万世帯（2004年）
言語: 中国語(北京語)
民族: 大半が漢族、少数民族4.3％、歴史的な由来から満州族系の人も多くなっている。
行政区画: 市街区：城区（東城区、西城区、崇文区、宣武区），近郊区（朝陽区、海淀区、豊台区、石景山区），遠郊区（門頭溝区、房山区、順義区、通州区、昌平区、大興区、平谷区、懐柔区），県、密雲県、延慶県

面積: 16,410.54平方キロメートル
位置: 北緯39度56分、東経166度20分。海抜43.71メートル。東は天津市と接し、その他四方は河北省に囲まれている。
気候: 北京(ペキン)の気候は、夏はモンスーンの影響で高温多湿に、冬は大陸性気候の影響で低温乾燥になります。春は黄砂など強い砂埃の風が立ちます。よって、北京(ペキン)を訪問するのにもっともよい時期は9月と10月の秋となります。
時差: 日本との時差はマイナス1時間

北京の旅行情報

北京旅行の見どころや文化など、旅行情報はこちら！

北京の空の玄関口

北京中心部から東北25キロに位置する国際空港。1958年に開港し、1999年に日本のODAを受けて大改造が行われ、3倍の広さになった。この時、第2ターミナルも建設された。2004年9月に第1ターミナルが改装オープンしている。北京オリンピックに備え、第3滑走路や5階立ての第3ターミナルが完成し使用開始されている。市内と連絡する地下鉄も開業した。
空港から北京市内方面への交通手段は、地下鉄、リムジンバス、タクシー、空港ターミナル間連絡バスがある。地下鉄は機場（空港）線がターミナル3からターミナル2経由で市内へ直行しており、市内では三元橋駅と東直門駅で他の路線に乗り換えることができる。空港から市内へのリムジンバスは行き先別に「1線方庄行き」「2線西単行き」「3線北京駅方面行き」「4線公主墳行き」「5線中関村行き」「6線望京行き」の6路線あり、乗り場はターミナル3の1階3番出口付近にある。切符は乗車時に購入可能。
タクシーを利用の場合は、ターミナル前のタクシー乗り場より乗車するとよい。行き先は口頭で伝えるより、漢字で書いたメモを運転手に見せるとスムーズにいく。
乗り方は日本と同じだが、メーターが倒されているかどうかを確認したほうがよいだろう。また白タクには注意が必要。
2009年10月25日より、羽田空港と北京首都空港を結ぶ新路線の運航が始まった。中国国際航空、全日空(ANA)、日本航空(JAL)の3社で毎日4往復運航する。都心からの交通アクセスがよい羽田空港と北京首都空港の定期チャーター便により、東京と北京間の移動がさらに便利になった。

北京の観光スポット

天安門広場
北京（ペキン）市の中心に位置し、東西に500メートル、南北に880メートルあり、面積は44万平方メート
ル。100万人規模の人が集まることができ、都市の広場としては世界最大となっている。

北京動物園
中国で最大、最古の動物園。ジャイアントパンダ、金糸ザルで有名。

その他、北京(ペキン)の観光スポット
恭王府、円明園遺跡、王府井、世界公園、北京植物園、玉淵潭公園、孔廟、十三陵特区定陵博物館、宋慶齢同志故居、大鐘寺、中国現代文学館、中国国家博物館、八達嶺長城、慕田峪長城、北海公園、北京中華民族博物院、老北京風情園、魯迅博物館、盧溝橋。

北京の世界遺産

万里の長城
北京（ペキン）から約60キロ離れたところに位置する。

周口店の北京原人遺跡
北京（ペキン）の南西約50キロの周口店にあり、5,60万年前に人類の遠祖である「北京人」が住んでいた遺跡。

その他、北京(ペキン)の世界文化遺産
頤和園、天壇公園、明の十三陵、故宮博物院。

北京のグルメ

北京料理は、華北地方の淡白な味の山東料理をベースとして、貴族が食べてきた宮廷料理である。
元・明・清の都として栄えた北京には中国各地から多彩な名物料理が持ち込まれ、北京料理が生み出された。もとが宮廷料理のため、美しい見栄えで繊細な洗練された料理が多くみられる。華北ということで、体を温める生姜や大蒜をよく使い、また、小麦粉や肉を使う料理が多く餃子や麺類が多く発達している。
代表的な北京料理として、北京ダック・水餃子・ジンギスカン・羊の鉄板焼きなどがある。