インターコンチネンタル・ヒューストン国際空港はテキサス州内ではダラス・フォートワース国際空港に次ぐ大きさで、全米で9番目の大きさ。ユナイテッド航空のハブ空港である。
2005年1月、ヒューストン・ジョージ・ブッシュ国際空港に国際線到着ビルが新たにオープンした。新国際線到着ビルは3階建てで、総床面積7万3,000平方メートル(78万4,000平方フィート)。地下1階には手荷物取扱所と手荷物再検査のトンネルがあり、1階には手荷物受取所、手荷物再チェックインカウンターに加え待ち合いロビーが備えられている。1時間に約4,500人の対応が可能になった新入国管理施設と、32箇所から84箇所に大幅に拡大された入国管理官が使用するブースによって、入国審査が短時間で済むようになる。現在、ユナイテッド航空は同空港で一日550便以上のフライトを運航している。
新「ターミナルE」は、U字型をした全景と天井の高い広々とした空間が特長である。施設内部は明るく開放的な造りで、広いコンコースやゆったりとした待合ホールにガラス張りの壁が一体化した巨大なアトリウムは、ニューアーク・リバティー国際空港のコンコースC3と同様に設計された。
最先端技術を採用しており、運航情報を表示するフラットスクリーンのモニターを随所に配備し、館内の騒音の強弱に反応して自動的にボリュームがコントロールされるアナウンス・システム、最新のセルフチェックイン機「eサービス」などが使用されている。