ニューオリンズ旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

ニューオリンズについて

ニューオリンズ（New Orleans）は、アメリカ合衆国ルイジアナ州の南部に位置する州最大の都市であり、工業・観光都市またメキシコ湾に通ずる重要な港湾都市である。ニューオリンズはフランス人によって設立されたのでフランス系の住民が多かった。財政面からアメリカに戻り水辺の都市として栄えていった。蛇行するミシシッピ川に沿う地形から「クレセント・シティ（三日月の街）」との愛称でも親しまれている。特徴的なのが大部分が湿地帯であるため水害に悩まされる事が多く1965年にハリケーン・ベッツィーが、記憶に新しい2005年にはハリケーン・カトリーナによる被害で陸上面積の8割が水没してしまった。
現在はボランティアや地元住民の力によって奇跡的に回復してジャズの発祥地として名高い音楽の都、また多くの観光名所（フレンチ・クオーターやカナル・ストリートetc）が多数存在するため名誉を復活している。
ニューオリンズを巡る観光もバスや昔懐かしい路面電車が音楽の都をさらに演出させてくれシャッターチャンスにはかかせないきれいな街並みでどこか気持ちを陽気にさせてくれる楽しい街である。

ニューオリンズの基本情報

通貨: ドル
人口: 484.674人(2000年データ）
言語: 英語
民族: アメリカ人

面積: 907km2
位置: ルイジアナ州
気候: 冬はおだやか、夏は湿度が高く暑い
時差: 15時間

ニューオリンズの旅行情報

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ニューオリンズの空の玄関口

ルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港（Louis Armstrong New Orleans International　Airport）はアメリカ合衆国ルイジアナ州にある国際空港のことを言う。第2次世界大戦後1946年に開港し、レイクフロント空港に変わり空の玄関口となった。

この空港の名前は音楽の都らしくジャズミュージシャンで世界的に有名なアフリカ系アメリカン人の天才的トランペット奏者サッチモ（Satchmo）という愛称でも有名なルイ・アームストロングの生誕100周年を記念して名づけられた。飛行機は主に国内線を利用しており西海岸から東海岸まで就航しているのでニューオリンズ近郊の主たる玄関として活躍している。

ニューオリンズのグルメ

ニューオリンズといえばアメリカの中でも唯一と言っていいほど、アメリカ料理がおいしいと評判がある。都会的で洗練されたニューオリンズの伝統料理「クレオール料理」とは、基本的な素材や「聖なる三位一体」をはじめジャンバラヤやガンボなどいくつかの料理を共有するため、ルイジアナ州の外ではケイジャン料理はしばしばクレオール料理と混同されることが多い。ケイジャン料理の方がやや辛めであり、伝統的なケイジャン料理には高価な材料やフランス料理の技法が使われることはまずない。トマトの使用など、イタリア料理の影響も少ない。

ケイジャン料理はだいたいにおいて庶民的であり、主菜を料理する鍋、主食（米やコーンブレッドなど）を調理する鍋、旬の野菜を調理する鍋の3つがあれば食事ができるといわれる。庶民的で地元に愛されている伝統的料理でたくさんのお店で味わう事が出来る。味付けも日本人向けといえる。また牡蠣も有名でお酒と一緒に一度は試してみては？

ニューオリンズジャズ

ジャズは19世紀終わり頃に原形ができたといわれており、不要になった軍楽隊の楽器が安く出回り、ニューオリンズの黒人層がこれを手にして軍楽隊を真似た合奏を楽しんでいたのが始まりである。やがてヨーロッパのメロディーやアフリカのリズムが混じりあって楽しい音楽がいつのまにか出来たという有名な話しがあったりする。

ニューオリンズ市周辺では南北戦争終了時頃、解放された黒人らでジャズが始められた。典型的なものは、コルネット（トランペット）、トロンボーン、クラリネットなどの3管が中心となっている。1920年代初頭にニューオリンズの歓楽街が閉鎖されジャズ演奏家たちはシカゴに拠点を移すことになったが、1940年代になると音楽から遠ざかっていたミュージシャンが再発掘され再び注目を浴びるようになった。

これを古いジャズの復興という意味でリバイバル･ブームと呼んでいた。現在ではお葬式でジャズが演奏されるような音楽の街であり、中心街のフレンチ・クォーターには沢山のジャズバーがあり、特にプリザベーションホールでは毎晩昔ながらの演奏を楽しむ事が出来る。

フレンチ・クォーター

ニューオリンズで一番有名なのはやはりフレンチ・クォーターである。フランスからの移民がこの地に城壁を築いて住み始めたエリアの事をいう。この街の観光スポットがほぼこのエリアに集約されている。狭い路地裏だったり、バーボンストリートを歩いていると酒臭かったり、いたるところから音楽が流れてくるように他のアメリカの都市にない独特の雰囲気を味わえる街である。

ヨーロッパの街並みとアメリカの雰囲気が融合した魅力のあるエリアで特にバーボンストリートはジャズのメッカでありライブハウスが立ち並び夜になるとあちらこちらからライブ演奏が聞こえてくる。また歴史的なものでは、北米最古の大聖堂（セントルイス・カテドラル）や古風な路面電車が走るセントチャールズ・アベニューでゆったりした時間の流れを感じたり、ミシシッピ川では蒸気船クルーズも楽しめる。