ノーフォーク旅行ガイド

海外航空券販売のena(イーナ)がお届けするノーフォーク旅行の旅行ガイドブック。ノーフォークの観光情報をご案内。お得な海外格安航空券、格安ホテル情報も。

ノーフォークについて

ノーフォーク(Norfolk)はアメリカ合衆国の東海岸、バージニア州の港湾工業都市で、郡に属さない独立市である。天然の良港を擁しており、古くから貿易港として栄えている。また、世界最大の海軍基地がある。自動車、船舶、化学製品などが製造業の主要産業。マッカーサー元帥がこの地で生涯を終え、その記念館がある。開国を徳川幕府にせまった米国使節のペリーの軍艦が、江戸時代末期にこの港から出航したことでも知られている。

ノーフォークの基本情報

通貨: USドル（USD）
人口: 約23万人（2000年）
言語: 英語
民族: 白人(48.36%)、アフリカン・アメリカン(44.11%)、先住民(0.46%)、アジア系(2.81%)、太平洋諸島系(0.11%)、その他の人種(1.67%)、混血(2.48%)

面積: 249.4平方キロメートル
位置: 北緯36度54分、西経76度12分、アメリカの東海岸、バージニア州に位置する。
気候: ノーフォークは湿気のある亜熱帯気候である。年間の平均気温は15度、最高気温の平均は19.9度、最低気温の平均は10度である。年間降水量は1070ミリ。
時差: 日本との時差は-14時間。サマータイム（3月第2日曜日から11月第1日曜日）は-13時間。

ノーフォークの旅行情報

ノーフォーク旅行の見どころや文化など、旅行情報はこちら！

ノーフォークの空の玄関口

ノーフォークの空の玄関口はノーフォーク国際空港である。チェサピーク湾近くの、ノーフォーク市とバージニアビーチ市との市境に位置する。利用客は年間約370万人。年間3,100 トンもの貨物が運ばれている。日本からの直行便はなく、他のアメリカの都市(デトロイトやシカゴ、ワシントンDC、アトランタなど)を経由して行くことになる。

ノーフォークの観光スポット

・クライスラー美術館
約3万点もの幅広い年代の作品を有する美術館である。全米の美術館の中でも所蔵品の豊富さでトップ20に入っており、ガラス工芸品のコレクションがその中でも世界有数である。

・マッカーサー記念館
この地で亡くなったマッカーサー元帥に因んで建てられた。ギャラリーが9つある。マッカーサーのトレードマークのパイプや、1950年製のリムジン、1945年9月に調印された日本の降伏文書などの展示物がある。

・ノーフォーク植物園
1938年設立の米国東海岸有数の植物園である。敷地は約63万平方メートルで、西洋ツツジやツバキ、バラなどのコレクションを有している。園内には、「北九州パーク」と呼ばれる日本庭園もある。

・ノーティカス（国立海事センター）
飛行模擬実験施設や米国海軍記録の映画の上映をしている。その他、海と人類との関係を学ぶための資料がコンピュータやビデオ、展示物などによって紹介されている。

・マッカーサーセンター
1999年3月、市街地中心部の再開発の一環として建設された巨大都市型施設である。この施設の核となる百貨店が2つ、映画館や小売店舗が70以上、駐車場も4,600台分が完備されており、ショッピングと娯楽の両方を楽しめる。

ノーフォークのグルメ

ノーフォークにはシェフが腕を振るうレストランが多数あり、世界各国の料理を楽しむことができる。アメリカ料理はもちろんのこと、中華、イタリア、フランス、日本、タイ、インドなどあらゆるジャンルから選ぶことができる。ウォーターサイド･フェスティバル・マーケットプレイスというショッピングセンターではシーフード料理がおすすめである。

ノーフォークの歴史

1682年、イギリス政府が、この土地を開拓者のニコラス・ワイズからタバコ1万ポンドと引換えに買い受け、入植者によって集落が作られた。1736年、イギリスのジョージ2世によって、バージニア州で最大の町、ノーフォーク(当時の人口千人)が自治都市とされた。1754年にはイギリス王室より純銀製のメイス(杖)が贈られ、今でも市のシンボルとなっている。

海岸線が80キロに及ぶこの地は、重要な戦略上の拠点とされたため海軍の基地が古くからおかれ、アメリカ独立戦争においては英国軍と植民地軍の、南北戦争では北軍と南軍との戦場となった。南北戦争後には内陸部との交通が鉄道の開通によって改善され、港の機能が増大。1845年、市となる。