カタール航空は1993年に王族の一族が設立、ドーハを拠点とし、世界の国際都市を結ぶ比較的新しい航空会社である。現在の資本はカタール政府と民間投資家によって所有されている。世界でも機材の新しさ、サービスの質と基準は業界トップクラスの評価を得ている。ワールドエアラインアワードにおけるそれぞれの部門において、中東地域におけるベストエアライン、ファーストクラス、ビジネスクラス等の部門別の受賞はもちろん、2010年から2018年は世界第1位4回を含む総合ベスト3入りを9年連続で獲得しており、名実ともに世界トップクラスの航空会社と言える。
機材に描かれているシンボルマークはアラビアオリックスで中東の砂漠地域に生息するウシ科の動物である。保有機就航年数も平均約3年と世界の中でも新しい飛行機を所有・運航しており、設立以来1度も重大事故を起こしていないことから、安全性も高いと定評がある。現在も潤沢な資金を元に300機以上の新型エアバス、ボーイング機を発注し、数年間にわたり納入をし続けている。