厦門(アモイ)航空は福建省厦門市を本拠地としている中華人民共和国の航空会社で、同じ中華人民共和国の中国南方航空の傘下にある。民航総局・福建省・厦門市の共同出資で1984年の7月に設立され、2012年11月にはスカイチームのアフィリエイトメンバーとして正式加盟した。また厦門航空は数少ないボーイング製旅客機のみ運航している航空会社でもあり、平均機材年齢が若いのも特徴である。
中国国内の主要都市はもちろん、2017年9月現在では、ソウル(仁川空港)、バンコク、クアラルンプール、ペナン、クチン、シンガポール、ジャカルタ、シドニー、アムステルダムへの国際線も就航。日本への就航は2009年6月に一度運休となっていたが、2015年3月29日に関西国際空港からの厦門線週3便で復活し、2017年9月現在は成田空港、関西国際空港から厦門線、福州線のフライトが運航している。厦門は福建省南部の発展著しい都市であることからも、厦門航空は今後も増便などが期待できる航空会社と言えるだろう。
ちなみに厦門航空のロゴは、“Soaring Egret in the Blue Sky(青空に舞い上がる白鷺)”を象徴している。