キャセイパシフィック航空は、香港を代表する航空会社である。香港国際空港を拠点とし、南アメリカ大陸を除く全大陸の100都市以上へ就航し、さらに多数のコードシェア便を運航している。特にアジア・オセアニア路線が充実し、香港での乗り継ぎがスムーズにできるようにスケジュールが組まれている。2006年に香港第2の航空会社である香港ドラゴン航空を傘下に収めたことで、中国全土へのネットワークも形成した。
キャセイパシフィック航空は2005年から2年連続でエアライン・オブ・ザ・イヤー賞を獲得するほど世界でもトップクラスのサービスで定評がある。また、1972年以降重大な事故が1件もなく、安全性にも定評がある。
また、外資系航空会社の中では、日本人客室乗務員の在籍が多く、香港発着の同社就航路線全てに乗務しているため、日本人が利用しやすい。
2010年10月31から毎日2便を羽田に就航した。より一層日本人に身近な航空会社となっている。