ボローニャは、イタリアのロマーニャ州の都市であり、ボローニャ自治権の県庁所在地でもある。欧州最古の大学ボローニャ大学があるなど文化水準は高く、生活水準の質の高さでもイタリア国内で常に10位以内にはいるなどイタリア有数の発展した都市である。
グリエルモ・マルコーニ国際空港は2007年度には4千万人以上の利用客を出すイタリア有数の繁忙空港であり、また国で最も重要な高速道と鉄道が交差する地点にあるため工業都市としての伝統も高水準の都市である。ボローニャには多くのニックネームがあり、学問都市』は有名な大学から引用され、『肥満都市』はボローニャの食文化に通じている。
興味深いのはイタリアはサッカー(セリエA)が盛んなところとして有名だが、ボローニャではバスケットボールが盛んで『籠の都市』といニックネームもある。
ボローニャ発祥の企業としてランボルギーニやマセラティなどがあり、工業都市としてその名にふさわしい発展をとげている。食文化に関しては日本にもなじみの深いボロネーゼが代表的な料理だろう。肉とチーズを多用するという伝統が『肥満都市』とあだ名される所以かもしれない。