ジェノバ(Genova)はイタリア共和国の北西の海岸に位置する都市で、同国リグーリア州の州都であり、ジェノバ県の県庁所在地でもある。
古くは強大な海運国として栄え、現在では国内の貿易港で最大でありコンテナ取扱高は地中海でも有数のものとなっている。
クリストファー・コロンブスの出身地としても知られ、コロンブスの像は街のシンボルであり、生家も残されている。市内中心地には歴史ある街並みが大きな規模で残されており、中でも12の宮殿が立ち並ぶガリバルディ通りは見逃せない観光スポットである。
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ジェノバ(Genova)はイタリア共和国の北西の海岸に位置する都市で、同国リグーリア州の州都であり、ジェノバ県の県庁所在地でもある。
古くは強大な海運国として栄え、現在では国内の貿易港で最大でありコンテナ取扱高は地中海でも有数のものとなっている。
クリストファー・コロンブスの出身地としても知られ、コロンブスの像は街のシンボルであり、生家も残されている。市内中心地には歴史ある街並みが大きな規模で残されており、中でも12の宮殿が立ち並ぶガリバルディ通りは見逃せない観光スポットである。
国民のおよそ9割がキリスト教のカトリックである。少数だがプロテスタント、ムスリムもいる。
約61万2千人(2007年)
イタリア語が公用語
国民の大半が混成民族(ラテン系を中心にケルト系、ゲルマン系、ギリシャ系など)のイタリア人である。
ユーロ(EUR)
243.60平方キロメートル
北緯44度24分、東経8度55分、イタリア共和国の北西の海岸に位置する。
ジェノバは地中海性気候に属する。夏(6月~9月)の気温は18度~27度、冬(12月~2月)は5度~12度であり、夏と冬は乾燥している。春(3月~5月)の気温は8度~21度、秋(10月、11月)は9度~20度であり、春と秋には降雨が多い。
日本との時差はマイナス8時間。サマータイム(3月最終日曜日から10月最終土曜日まで)はマイナス7時間。
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ジェノバの空の玄関口は、市の中心部から西へおよそ10キロメートルに位置するジェノバ・クリストーフォロ・コロンボ空港である。空港名はこの地で生誕したクリストファー・コロンブスに因んで付けられた。日本からの直行便は無く、ローマのフィウミチーノ空港又はミラノ、ヨーロッパ各地を経由して行くことになるが、便によっては同日に到着することができる。空港から市内までの移動はタクシー又はバス(Volabus)を利用して、所要時間は約20分である。
王宮
国立絵画館であり、フランドル派の絵画コレクションを有する。かつてバルビ家の宮殿であった。サボイア 王家が19世紀に所有していたためこの名前が付けられた。また、テラス上の中庭は海に面しており、印象 的なモザイク模様の床となっている。
ガリバルディ通り
16世紀のこの街の黄金期を象徴する通り。12もの豪華な宮殿が立ち並び、現在では美術館や市庁舎な どに活用されている。
ビアンコ宮殿(白の宮殿)
ガリバルディ通りにある美術館。絵画コレクションはジェノバ随一で、ジェノバ派の作品を鑑賞できる。かつては宮殿であり、16世紀に建てられた。
ロッソ宮殿(赤の宮殿)
ガリバルディ通りにある美術館。イタリア古典絵画のコレクションを有する。かつては宮殿であり、17世紀 に建てられた。
コロンブスの家
クリストファー・コロンブスの家であり、18世紀に実際の生家跡に復元された。
コロンブスの像
アクアヴェルデ広場にある街のシンボルともいえるコロンブスの像。
サン・ロレンツォ大聖堂
フェッラーリ広場に位置する13世紀頃に建てられたゴシック様式の教会。最後の晩餐でキリストが使用し たとされる聖杯が内部の宝物館に収められている。
その他ジェノバの観光スポット
ドーリア・トゥルシ宮殿(現市庁舎)、ドゥカーレ宮殿、カルロ・フェリーチェ劇場、キオッソーネ東洋美術館、ポルト・アンティーコ、海の博物館、ジェノバ水族館、スタリェーノ墓地など。
ジェノバには世界遺産(文化遺産)が1件存在する。レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリは歴史地区に位置する、2006年に登録されたジェノバ唯一の世界遺産(2010年現在)。16世紀から17世紀にかけてに建てられた建築的にも大変価値のある大邸宅群パラッツィ・デイ・ロッリ(ロッリの館)と、それらの建物のために次々と造られた新道ストラーデ・ヌオーヴェに沿ってルネッサンスやバロック様式の美しい宮殿群が立ち並び、かつては有力諸貴族の大邸宅地であった。 それら宮殿群は現在では美術館や市庁 舎、銀行などに活用されている。
ジェノバの料理は、シンプルでありながら、イタリア料理の中でも洗練され豊かな風味を持つ料理のひとつである。海と山の幸の調和が見事にとれており、調味料を過剰に使わずに素材を生かし、白身肉や魚を主に利用する。メイン料理の付け合せにあらゆる種類の野菜を使い、中でもバジリコが有名で、ジェノヴェーゼソースは料理を一層引き立てる。代表的な伝統料理にはトロフィエ・アル・ペスト(トロフィエというパスタ。ジェノヴェーゼソースなどをかける)やフォカッチャ・アル・フォルマッジョ・ディ・レッコ(チーズを挟んだフォカッチャ)、ファリナータ(ひよこ豆の粉でできた薄いパン)などがある。
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