松山空港は、広島湾要塞の防空を担うため日本海軍が設営した吉田浜飛行場が前身である。戦後より旧飛行場を拡張して(吉田浜飛行場の滑走路設備は滑走路と誘導路の中間に残っている)、民間空港として利用されている。
愛媛県の西岸、伊予灘に面した海岸線に位置し、海側からが優先進入路となっている。松山空港半径10km以内の管制圏は、松山空港が管制しているが、その上空の空域はアメリカ海兵隊岩国基地が管制をしている特徴もある。
松山空港周辺は工業地帯になっており観光施設などはない。松山市内からのアクセスもよく四国内空港では最多の利用数を誇る。なお、中四国地方でも広島空港に次いで2番目が松山空港である。