富山空港は富山市中心部の南約7キロメートルに位置し、富山県の中心を流れる神通川の河川敷に、1,200メートルの滑走路を持つ空港として昭和38年(1963年)8月20日に開港した。年々増大する航空需要に対応するため滑走路を2000メートルに延長し、昭和59年(1984年)3月18日にジェット機が就航する空港となり、同時にターミナルビルも現在のものに建て替えられ生まれ変わった。
日本で唯一河川敷に作られた空港で、滑走路やエプロンなどは神通川右岸の河川敷に、ターミナルは河川外にある為、堤防をまたいで建設されたボーディングブリッジの長さは日本一である。 富山市街地や富山IC、国道41号から近くアクセスの利便性が高いため、富山県民のみならず、近隣の新潟県上越地方、岐阜県飛騨地方などからも利用しやすい空港である。
また、平成24年(2012年)11月には、空港の愛称が「富山きときと空港」になった。これは全国で初めて愛称に方言を採用したものである。