富士山静岡空港は、静岡県の島田・牧之原の両市にまたがる丘陵地に建設された地方空港。この地に建設が決定したのは1987年。「一県一空港」をめざす国の方針と静岡県の要望が合致し、97年に着工した。
国内線では、札幌(丘珠)、福岡、那覇、鹿児島、出雲、北九州の6路線、
国際線では、ソウル、台北、上海をはじめとした中国各地への定期便とチャーター便が運航している。
また09年5月に富士市・富士宮市・御殿場市・裾野市・小山町・芝川町が、観光振興を目的とした「富士山ネットワーク会議」を発足させるなど、とりわけ県東部で開港特需への期待が高まっている。