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ハリファックス


カナダ「ETA」について

ハリファックスについて

カナダ東部、ノヴァ・スコシア州の州都。ノヴァ・スコシアとは 「ニュー・スコットランド」の意味を持ち、スコットランド系の民族が多い。
先住民ミックマック族の伝統から、フランスとイギリスの領土争い、奴隷生活を逃れてアメリカからやってきた人々など、ハリファクス は様々な興味深い歴史を持つ。1749年、英国系の人びとが現在のハリファックス湾にたどりついて入植を開始した。
当時、新大陸でフラ ンスと激しい領土争いをしていた英国にとって、ハリファックスは、 しっかりとした植民地の足場を初めて築いた場所。カナダの英国系の 人々にとっては心のふるさとだとも言えるだろう。
ハリファクス湾に面した広い港は、自然の地形からできたものとしては世界で2番目の規 模。城塞を持つ港町ということから、函館市とは姉妹都市。

ハリファックスの基本情報

通貨

カナダドル

人口

約36万人

言語

英語、フランス語

民族

スコットランド系の民族が多い

面積

79.2km2

位置

北緯44度39分 西経63度36分

気候

真夏でも平均気温は23度程度。海風が心地よい爽やかな 天気の日が多い。真冬でも昼間は零下に下がることはあまりないが、夜間には零下 6度ぐらいまで下がる。

時差

マイナス13時間(日本よりも13時間遅れている) サマータイム期間は-12時間(日本よりも12時間遅れている)

ハリファックスの旅行情報

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ハリファックスの空の玄関口

ハリファックス・ロバート・L・スタンフィールド国際空港(英語:Halifax Robert L. Stanfield International Airport)が ハリファックス近郊にある。ハリファックス国際空港とも呼ばれる。カ ナダ交通省が所有するこの空港は、2000年からはハリファックス国際空港公団が運営している。

エア・カナダJazzとキャンジェット航空がハリファックス国際空港をハブ空港としている。カナダで 7番目に乗降客の多い空港である。日本からの直行便はなく、トロントを経由するのが一般的。

国際空港としてはそれほど大きな規模ではないが、出発フロアにはスターバックスコーヒーや、カナダで一番有名な ドーナツショップ「ティムホートン」や、サンドイッチとスープなどの軽食をとれるところ、リカーストア、免税店、日本のキオスクのようなショップ、マッサージルームまであり、リラックスして過ごすことができる。

ハリファックスの観光スポット

主な見所は港とその周辺に集まっている。1856年に建てられた要 塞ハリファックス・シタデルはイギリス軍がフランス軍に対して築いた砦で、陸と海の両面からの攻めに備えて造られたが、一度も使われることはなかった。

正午に大砲を撃つ儀式"noon gun ceremony"は1858年から続いている。一糸乱れぬ兵士の動きは本場イギリスにも劣 らぬ美しさ。シタデルのふもとにある時計台はハリファックスの象徴的存在。1803年に造られて以来、外装の一部を除き損傷はなく、200年以上も時を刻んでいる。

もう一つの象徴は、ハリファックス・パブリック・ガーデン。ビクトリア王朝様式のフォーマル・ガーデンが最もオリジナルに近い形で残されており、5月から10月まで 次々と華麗な花で彩られ、市民のオアシスになっている。ダウンタウン東の埠頭には、カナダの10セントコインの裏に描かれているカナダ唯一の大型帆船ブルー・ノーズ「世号が停泊しているので、10 セントコインを手に見に行ってみよう。

タイタニック

ハリファックスはタイタニック号にもゆかりが深い。悲劇は1912年4月14日、ハリファクス沖1130キロの大西洋上で起きた。タイタニックの救助の拠点となった町であり、沈没事故の犠牲者の多くはハリファックスに運ばれてきた。市民は町をあげて犠牲者を弔い、遺族らに援助を惜しまなかったという。

ダウンタウンの北西にあるフェアビューローン墓地をはじめ、3つの墓地には150名の犠牲者が眠っており、映画「タイタニック」の公開以降は訪れる人が急増している。なかでもJ・ドーソンと記された墓は、レオナルド・ディカプリオ演じたジャックと同姓同名で献花が絶えないとのこと。

市内にある州立大西洋海洋博物館にはタイタニックのギャラリーがあり、船の模型や客室 の様子、タイタニック号で使われていたエレガントなデッキチェアーをはじめ、さまざまな遺品が展示されている。

ハリファックスからのドライブ

ハリファックスで車を借りて、風光明媚な島をドライブしよう。ノヴァ・スコシア州の海岸沿いに走れば、カーブを曲がるたびに新たな感動が待っているのだ。旧市街がユネスコの世界文化遺産に登録されている港町・ルーネンバーグや灯台の風景が有名なペギーズ・コーブ、3つ の教会が並ぶマホーン・ベイなどへは、ハリファックスを拠点としてライトハウス・ルートというドライブルートがあるのでそれに沿って走るといい。

また、州の北部に位置する面積6500km2の島、ケープ・ ブレトンへのドライブは、手つかずの自然が広がり、北米で最も美しいドライブコースと言われている。断崖から大海原を見る風景は壮大だ。 ケープ・ブレトン・ハイランズ国立公園の林道も木々が目を心を癒して くれる。秋の紅葉も素晴らしいが、カーブやアップダウンが多いので運転には充分注意したい。

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