エジプト航空(Egypt Air)はエジプトの国営航空会社であり、エジプト政府がオーナーのフラッグ・キャリアである。1932年の設立から80年余り、世界で7番目に古い歴史のある航空会社で、アラブ航空会社機構に加盟、創設メンバーでもある。
1932年「ミスル・エアワーク」という社名で設立。設立後はレバノンをはじめとした地中海沿岸のイスラム圏諸国を中心にネットワークを拡大していったが、その後「ミスル・エアワーク」と「シリア航空」が統合し「ユナイテッドアラブ航空」となり事業を展開。1971年に「エジプト航空」に社名変更し、現在に至る。
エジプト航空は、IOSA(IATA Operational Safety Audit)という航空業界での最高安全審査機関の認証も取得している。
日本からは以前、成田・関空-カイロ線が就航しており、エジプトでの政情不安による日本人旅行者数の需要減から、2013年10月に日本発着路線は運休となっていたが、2017年10月29日より成田への定期便の運航を再開している。