タイ国際航空(Thai Airways International)の歴史は1959年、国内航空会社「タイ航空(Thai Airways Company)」(70%)と「スカンジナビア航空(SAS)」(30%)の合弁事業として設立された、タイ王国のナショナルフラッグキャリア。
「微笑みの国タイランド」を象徴するホスピタリティ溢れる機内サービスで定評があり、コンデナスト・トラベラーなどの旅行専門誌や、各国のビジネス誌などによるサービスランキングでも上位の常連であり、スカイトラックス社の「ベスト・キャビン・スタッフ>ベスト・エアライン」賞を2006年に受賞している。
また、B777-300をはじめA340-600など導入機材の新しさと整備技術の高さからスカイトラックス社の航空会社の安全度ランキングでは「A」をマークした。
現在の就航路線はバンコク、スワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi International Airport)を起点に南アメリカを除く全方面へ就航している。
2010年8月23日、スワンナプーム国際空港より「エアポートリンク(Airport Rail Link)」が開業し、空港~マッカサン駅までエクスプレストレインにて約15分で繋がりより市内までの移動が便利になった。
日本からは成田(NRT)、羽田(HND)、関西(KIX)、中部(NGO)、福岡(FUK)、札幌(CTS)から運航しており、プーケットやチェンマイへも同日乗継が可能である。
2012年10月より札幌よりバンコクへの直行便が運航され、北海道からタイへのアクセスが便利になっている。