長崎空港（ながさきくうこう、Nagasaki Airport）は長崎県大村市にある空港。大村湾に浮かぶ有人島である箕島を開発し、1975年5月1日に世界初の海上空港として開業した。
長崎空港ビルディング株式会社が管理し、国土交通省が運営している。長崎県の玄関空港で、離島便も数多く運航されていることから「日本の西の空の玄関口」としてPRされている。
長崎空港は、空港自体が大村湾の沖合に位置するため、対岸への騒音による公害は皆無に等しく（曇天時はやや大きく対岸へ響く事がある）、環境面でも有効な位置関係である。元々本土側にある大村基地での自衛隊との共用空港（大村空港）であったため、現在も両者で一体管理されており、A滑走路は本土側の自衛隊基地滑走路で、海上の滑走路はB滑走路とされている。
国内線はJAL（日本航空・ジェイエア）、ANA（全日本空輸・エアーニッポン・ANAウイングス）、オリエンタルエアブリッジ、スカイネットアジア航空、ピーチ、スカイマークにより9路線が、国際線は中国東方航空、ジンエアーにより2路線が運航している。

※運航スケジュール、料金、機種等は予告なしで変更される場合もありますので、各航空会社にご確認ください。
※時間は、すべて現地時間で表示しています。

長崎空港は、長崎市からは、車で約40～60分のところにある。長崎空港からの所要時間として、長崎市内まで約40～60分、佐世保市内まで約70分、諫早市内まで約30分、島原市内まで約90分である。その他空港連絡交通機関として、バス・連絡船・タクシー・佐世保乗合ジャンボタクシーなどがある。

空港駐車場は、利用時間が24時間であり、収容台数は普通車631台、バス13台である。普通車は、入場から5時間まで1時間毎150円、5時間から24時間まで据置800円となる。2日目以降は上記を繰り返しとなり、身体障害者の方は50%割引となる。

長崎空港には、空港内レストラン・カフェ 、食品・お土産 のショップがある。その他施設・案内所が、長崎空港館内に1ヶ所ある。空港館内の施設の案内や、交通アクセスの案内などを主に行っている。

他の施設として、ATM、派出所、特別待合室、喫煙コーナーがある。なお、長崎空港旅客ターミナルビル内は禁煙である。展望デッキでは、お見送りや飛行機の見学が可能。芝生スペースもあり。入場無料で、開放時間は7：00～21：30である。長崎空港オリジナルスタンプがあり、コイン式マッサージチェアを搭乗待合室内2ヶ所に計7台設置されている。

ビジネスラウンジ「アザレア」が、長崎空港に来場するすべての人に利用可能なラウンジである。 利用料金として、大人2時間￥1,050-、子供2時間￥525-となっている。サービス設備は、ビジネスデスク、パソコン用電源、無線LAN、携帯電話充電器、インターネット（コイン式）（有料）、コピー・ファクシミリ（有料）また、提携クレジット会社の特定会員カードを所持している人は、2時間無料で利用可能。提携カードについては受付で確認が必要である。営業時間は、6:45～20:30で年中無休となっている。

長崎空港のお土産として、下記2つが挙げられる。

1.ハウステンボスチーズケーキ
ハウステンボスのパティシエが作り上げたレシピのの自信作がここに完成。これを目当てのリピーターもいるほどの大人気のチーズケーキである。「プレーン風味」レモンの香り、クリームチーズなど、素材にこだわったクリーミーな味わい。キャラメルとチーズケーキがマッチしたほろ苦い味わいのキャラメル風味もある。

2.角煮まんじゅう
吟味し選びぬかれた豚バラ肉を、じっくりと煮込み、時間をかけて脂抜きをし、秘伝のタレでうま味をしみこませている。それをふわっとした生地で挟んだ「長崎角煮まんじゅう」は、口の中でトロっととろける豚の角煮とやわらかいまんじゅう皮がたまらなく美味しい一品である。電子レンジで1個40秒でできるお手軽さもおすすめの理由である。