鹿児島空港は、鹿児島県霧島市にある空港で、九州では福岡空港に次ぐ第2位の旅客乗降数を誇る。海上保安庁第十管区海上保安本部鹿児島航空基地(かごしまこうくうきち)を併設している。
鹿児島空港の場所は、鹿児島県霧島市の通称・十三塚原にある。国内離島路線を多く抱えており、第二種空港として有数の規模である。
旧・鹿児島空港は1932年、鹿児島市の中心にほど近い鴨池地区に鹿児島市営水陸両用飛行場として建設された。第二次世界大戦中の1940年に海軍航空隊鹿児島基地として改装され、1,500m×600mの滑走路と16,900平方メートルの格納庫を擁し、練習航空隊の教育などに使用されたが、1957年、鹿児島基地の跡地に鹿児島空港(通称・鴨池空港)が第二種空港として開港した。1972年に空港が現在地に移転したため、旧空港は廃止となった。