コロンビアは南米の北西部に位置する共和制国家。首都は国内最大の都市ボゴタである。
主な産業にはコーヒーやエメラルドなどがあり、コーヒーの産出量は世界第2位、エメラルドは世界市場のうち約80%の産出量を占めている。
内戦などの影響で治安が悪いことで知られているが、観光業は発展し続けており世界中から多くの観光客が訪れている。ビーチ・リゾートのカルタヘナや砂漠、ジャングル、森林や山脈など、多様な自然景観に恵まれている。
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コロンビアは南米の北西部に位置する共和制国家。首都は国内最大の都市ボゴタである。
主な産業にはコーヒーやエメラルドなどがあり、コーヒーの産出量は世界第2位、エメラルドは世界市場のうち約80%の産出量を占めている。
内戦などの影響で治安が悪いことで知られているが、観光業は発展し続けており世界中から多くの観光客が訪れている。ビーチ・リゾートのカルタヘナや砂漠、ジャングル、森林や山脈など、多様な自然景観に恵まれている。
標高2640m、アンデス山脈中の盆地に位置するコロンビア共和国の首都。
コロンビア共和国(Republic of Colombia)
ボゴタ 人口約678万人(2005年)
コロンビアペソ(COP)
約4,566万人(2008年)
スペイン語が共用語であるが、他にも80以上の言語が使用されている。
キリスト教徒が人口の95%を占め、内90%がカトリック教会である。その他インディヘナの伝統宗教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教など。
メスティーソ(58%),ヨーロッパ系(20%),ムラート(14%),アフリカ系コロンビア人(4%),サンボ(3%),インディヘナ(1%)
約114万平方キロメートル
南米の北西部にあり、首都ボゴタは北緯4度39分、西経74度3分に位置する。
コロンビアは基本的には熱帯性の気候に属するが、アンデス山脈の高度により気候は大きく変わる。沿岸低地や東部平野では熱帯気候で高温多湿であるが、アンデス地域の標高900メートル~2000メートルでは亜熱帯から温帯気候である。標高約2600メートルの首都ボゴタの気候はやや冷涼、平均気温は約14度で寒暖の差が1日の中で激しく、防寒具があるとよい。一方、沿岸低地のカリ、カルタヘナなどは終日、シャツ1枚で過ごせる。
日本との時差はマイナス14時間
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コロンビアの空の玄関口は、首都ボゴタの市街地から北西約13キロメートルに位置するエルドラド国際空港。コロンビアのフラッグキャリアであるアビアンカ航空のハブ空港である。日本からの直行便は無く、アメリカの都市(ニューヨーク、アトランタ、ヒューストンなど))を経由して行くのが一般的である。乗り継ぎも含めた所要時間はおよそ19時間。空港からはタクシー又はバスで移動する。国内線のネットワークが充実しており、国内の移動には飛行機も便利である。その他、カルタヘナやバランキージャ、カリにも国際空港がある。
コロンビアの世界遺産は文化遺産が4件、自然遺産が2件存在する。
カルタヘナの港、要塞、建造物群
カルタヘナはカリブ海沿岸の港町で、スペインの植民地であった時代の歴史的建築物が多数残されていることから、1985年に登録された。
サン・アグスティン遺跡公園
マグダレナ川上流のアンデス山脈の山中に点在する、南米最大規模の遺跡群である。1995年に登録された。
その他の文化遺産
サンタ・クルーズ・デ・モンポスの歴史地区、ティエラデントロ国立遺跡公園
ロス・カティオス国立公園
コロンビア北西部チョコ県の、国境をパナマと接する丘陵地や草原、森林を含んだ720平方キロメートルの面積を持つ国立公園である。様々な種類の動植物が育まれており、独特なこの地域の動物相を守る役割を果たしている。1994年に登録され、2009年には危機遺産リストに登録された。
マルペロ動植物保護区
海岸の沖合い506キロメートルに位置するマルペロ島とその周辺の海域からなる。広大な禁猟区であり、サメをはじめ素晴らしい海洋生態系などが評価され、2006年に登録された。世界屈指のダイビングスポットとしても知られている。
コロンビア料理は様々な国(スペインやインド、アフリカなど)の食文化の影響を受けている。主食はトウモロコシの粉が原料となっているエンパナーダ、トルティーヤ、アレパ。キャッサバや米もよく食される。地方色豊かであることも特徴のひとつである。アンデス地方の代表的な料理はアヒアコ(ジャガイモと鶏肉のスープ)やモンドンゴ(モツ煮込み)などで、ジャガイモやバナナ、黒豆が家庭料理でよく使用される。カリブ海沿岸では新鮮な魚介類、特にロブスターがよく使用される。アンティオキア地方ではマザモーラ(トウモロコシを牛乳で茹でたもの)が有名。街中には手頃な価格で楽しめる大衆的な食堂が多数ある。
コロンビア各地には、紀元前から部族が暮らしていたとされる。代表的なものにはサンアグスティンやタイロナ文化などがある。この地に1500年頃、初めてスペイン人探検家が足を踏み入れ、1509年からスペインによる侵略が始まった。1525年にはサンタマルタに初のスペイン人居住地が建てられ、ここから1538年、先住民のチブチャ族が支配していたボゴタへ、エル・ドラード伝説の元にたどり着いた。 同じ時期にベナルカサルがエクアドル側から 、フェデルマンがベネズエラ側から進撃 、チブチャ族は制圧された。
1717年、植民地を拡大したスペインは、コロンビア、パナマ、エクアドル、ベネズエラを統治させグラン・グラナダ副王領を設置、その首都的役割となったのがボゴタであった。18世紀後半には各地でスペインからの独立の気運が高まり、1810年にボゴタで独立宣言がなされた。スペインはこれに対して軍を派遣、戦闘が各地で起こり独立戦争に発展し、10年近く続いた。1819年、シモン・ボリーバル軍とサンタンデール率いるヌエバグラナダ軍がスペイン軍とのボヤカの戦いで勝利を収め、グラン・コロンビア共和国が誕生、大統領にはシモン・ボリーバルが就任した。しかし、グラン・コロンビアから1830年にベネズエラが、1831年にエクアドルが独立してしまい、パナマとコロンビアの領土は分裂後、ヌエバ・グラナダ共和国となった(パナマは1903年に独立)。初代大統領に就任したのはサンタンデールであった。独立後も社会体制は変わらず一部の富裕者層が富を独占するものであったため、不満は収まらず、1849年に保守党を地主階層が、自由党を新興企業家層が結成、現在もこの2大政党の政権争いは続いている。
1886年、憲法が改正されてコロンビア共和国が成立した。激しく対立する二つの政党の争いはついに武力抗争となり、1899年から1902年まで続く内戦「1000日戦争」にまで発展、犠牲者はおよそ10万人にも及んだ。さらに、1946年からの「暴力の時代」といわれるおよそ10年で、20万人もの犠牲者が出た。こうした争いの結果軍事独裁政権を生むこととなり、1958年国民協定が結ばれ、両党はようやく和解した。1970年代には反政府ゲリラが貧富の差の拡大により生まれ、数々のテロが起きている。治安は悪化の一途をたどっていたが政府は治安の回復に努め、改善してきている。
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