ノルウェー旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

ノルウェーについて

ノルウェーはヨーロッパ大陸の北西部、スカンジナビア半島の西側にあり、東の大半をスウェーデン、北部でフィンランドやロシアと国境を接し、西はノルウェー海、北はバレンツ海、南は北海に囲まれている。
南北に長い国土の面積は約38万平方キロメートルと、ほぼ日本と同じで、およそ30％強が森林や川、湖、50％が山岳地帯というように、豊かな自然に恵まれている。
なかでも世界有数を誇る「フィヨルド」は、およそ1万年前、氷河によって削り取られたU字の谷に海水が流れ込んでできた深い入江で、両側に連なる山なみは、四季折々に美しい景観を彩り、天然の良港としても人々の暮らしに溶けこんできた。
ノルウェーの海岸線全域に沿って見られるが、とくに西部のフィヨルドは美しいことで知られている。

ノルウェー旅行の人気エリア

オスロ旅行

南にはオスロ・フィヨルド、三方は山に囲まれる緑豊かな自然と調和した美しい街。

ノルウェーの基本情報

正式名称: ノルウェー王国
首都: オスロ
通貨: クローネ（Krone）
人口: 約467万人
言語: ノルウェー語
宗教: プロテスタント（福音ルーテル派）
民族: ノルウェー人。北部のラップランド（フィンマルクFinnmark）地方には、サーメの人々が住んでいる。

面積: 38万5155km2
位置: 北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島西岸に位置する。
気候: 沿岸を流れるメキシコ湾流の影響を受け、緯度のわりには穏やかな気候。四季も比較的はっきりと分かれている。
北極圏はラップランドと呼ばれ、夏には太陽の沈まない白夜になり、また冬には太陽がまったく昇らなくなる時期が生ずる。
時差: 中央ヨーロッパ時間（CET）を採用しており、時差は8時間。日本時間から数えると、マイナス8時間となる。

ノルウェーの旅行情報

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ノルウェーの観光スポット

クルーズ船を利用すると、スタヴァンゲルーベンゲル間にある壮大なフォルゲ・フィヨルド、ハダンゲル・フィヨルド、ノルド・フィヨルドを望むことができる。ヨステダール氷河と国立公園が遠く北に横たわり、内陸部を観光するなら雄大なハダンゲルヴィーダ山脈や国立公園がお勧めである。

ベルゲンは、かつての中世ノルウェーの首都、またハンザ同盟の根拠地のひとつとして、ベルゲンはウルリゲン山やフロイエン山など見所が数多くある。ウルリゲン山頂へはロープウェーで、フロイエン山頂へはケーブルカーで登ることができ、町を見渡すことができる景色は息をのむ。

ベルゲンの町には博物館や美術館のほかにも、17世紀に建てられた建物が数多く残っている。また、聖マリー教会やアーケシュフース城がある。

ノルウェーの世界遺産

ウルネスの木造教会は、ノルウェーのソグン・オ・フィヨーラネ県にある。ノルウェー語でスターヴは、「垂直に立った支柱」のこと、キルケとは教会のことである。1979年に、ユネスコの世界遺産に登録されたこの教会は、ルストラフィヨルドを望むことができ、高さ120メートルの崖の上にあり、現在は、ノルウェー考古物保存教会が所有している。教会では時々、ミサが催されている。

教会が建築されたのは、1130年前後と推測されている。ウルネスの教会建築は、キリスト教建築とヴァイキング建築が結びついた、いわゆる「ウルネス様式」と呼ばれるスカンディナヴィアにおける動物を模したスタイルである。

考古学的調査により、現存する教会よりも1ないし2の教会があったことが分かっている。17世紀、身廊が建設されたことにより、教会は南に拡張された。1640年には洗礼盤、 1655年には天蓋が1693年から1695年にかけて講壇が増築された。ウルネスの木造教会の祭壇画は、マリアとヨハネをつき従えている十字架にかけられたキリストを表現している。

ノルウェーのグルメ

ノルウェーの食の最も大きな柱が海産物である。特に魚類は古くからさまざまな種類が食卓に上り、タラ、サケ、ニシン、イワシ、サバなどがよく食べられている。ノルウェー沿岸地方を中心に頭や卵巣、肝臓などを除かず、天日干しもしくは燻製にして保存される。

現代になって人気が出てきた甲殻類のうち、カニは漁師やカニ漁愛好家によって壺型の仕掛けで捕獲され、エビは小さなトロール船で捕獲したものを調理して波止場で売られている。

なんといってもノルウェーの輸出品として最たるものはバカラオ（干鱈）である。干鱈は何世紀もの間、世界の食を担ってきた。特にイベリア半島とアフリカの海岸部において欠かせない食糧。大航海時代から産業革命の時代にかけて、干鱈は大西洋貿易を支える重要な食糧である。

ノルウェーの物価

ノルウェーは世界で2番目にお金持ちの国である。これは一人当たりの購買力で見ているのですが、物価もそれだけ高いのである。オスロは世界でも東京と並んで物価が高いところである。

ノルウェーの貨幣であるクローネはドルに対してずいぶん過大評価されているようである。これは金融政策によるものである。約3分の2の輸出額は石油で、国家財政も石油の収入を積み立てたファンドを運用して世界中に投資をしている。最近、オープンしたオペラハウスは、エンターテインメントがあまりないオスロの町にとっては画期的で、世界でも最も音響効果がよいとされている。