デンマークは氷河期の到来によって人はこの地を追われるが、紀元前12000年ころから人が住み続けていると考えられる。
ヴァイキングとして知られるノルマン人が8世紀から11世紀にかけて住み、この時期デンマークはユトランド半島を基盤にして、シェラン島やスウェーデン南部に影響力を持ちはじめた。
11世紀初頭の30年間にはカヌート大王がデンマークとイングランドを支配し、中世はカルマル同盟を築き大国として存在し1523年にスウェーデンがカルマル同盟を脱し独立。
スウェーデンとの300年にわたる抗争が開始され、1626年にドイツ三十年戦争に介入・敗退・衰退が始まる。
そして、1645年のスウェーデンとの戦いで、完全にデンマークは小国へと転落し17世紀初頭のスウェーデン・ロシア帝国間の大北方戦争においても、スウェーデンに敗れ、敗戦国扱いをされた。