スリランカは、インド洋に浮かぶ島国で、国名はシンハラ語で「光り輝く国」を意味する。北海道の0.8倍という決して大きくない国土の中に、自然、民族、文化が混在している。1972年に国名がセイロンからスリランカに改名された。
スリランカの位置する島をセイロン島と呼び、「セイロン」は現在でも紅茶ブランドとして知られ、豊かな香りと芳醇な味わいが特徴である。高地では1年中春のような気候で、セイロンはこの美しい高原地帯で産み出される。また色鮮やかな魚の泳ぐ海と豊富な緑を有している。
国民の大半が仏教徒で、国内には数多くの遺跡が残る。中でも、世界遺産に指定されている古代都市ポロンナルワの7階建ての王宮や巨大な涅槃像は必見である。また、昔から宝石の産地としても知られている。