バングラデシュ人民共和国(People's Republic of Bangladesh)は、南アジアにあるイスラム教徒主体の国である。インドの東、ミャンマーの西に位置し、インド洋に面している。南東部のごく一部をミャンマーと、大部分をインドと国境を接している。バングラデシュとは、ベンガル語で「ベンガル人の国」という意味。世界で7番目に人口が多い国であり、都市国家を除くと世界でもっとも人口密度が高い。国土の大部分はベンガル湾沿いに形成されたデルタ地帯である。沼沢地とジャングルの多い低地であり、ジャングルはベンガルトラの生息地として知られている。国内の丘陵地は南東部のチッタゴン丘陵地帯と北東部のシレット管区に限られる。また、数えられないほどの河川があることでも有名。3つの世界遺産をもつ国でもある。