ドレスコードとは服装規定のことで、社会の様々な場所と機会、行事や催し物、パーティーなどの場面でしかるべき服装のことを言う。周囲への配慮から始まったエチケットである。行事によっては主催者側からフォーマルやインフォーマルなどを指定されることも少なくない。
このような服装の規定は個人の生活においては冠婚葬祭に最も顕著に現れる。またレストランで短パン、ノーネクタイを禁止していたり、クルーズ乗船の中でも時間帯によって服装を選ぶ必要がある。ドレスコードがなくても欧米のホテルやレストランは格式やグレードを表す「星」が付いているのでその場にあった服を着用するのが常識となる。
例えば、「フォーマル」は男性がタキシードやダークスーツ、女性はロングドレスやカクテルドレス、振袖・留袖、「インフォーマル」は男性がスーツ、ジャケットでネクタイ着用、女性はワンピース、ブラウス+スカート、「カジュアル」になると、男性は襟付きシャツ、女性はブラウス+パンツ・スカートと考えるとよい。カジュアルといえども、ジーパンやスニーカーは避けたい。女性はいずれもアクセサリーやバッグは光沢のあるものを使用すること。