ツアーオペレーターとは、旅行会社の委託を受けて海外旅行の現地手配を行う会社(法人)のことで、ツアーを組み立てていくのが主な仕事です。名称としてはツアーが付くが団体旅行だけでなく個人旅行の手配も行い、委託を受けた日本のツアーオペレーターはさらに現地のオペレーターに指示を出して、旅行者が現地で利用する宿泊場所、移動手段、ホテル、食事、バス、観光、ガイドなどを確保します。この際に地上(ランド)手配が多いことから以前はランドオペレーターと呼ばれていたが、最近は地上手配に限らず航空機も含めて手配を行うことから『ツアーオペレーター』で定着しています。ツアーオペレーターとしての業務は基本的に旅行会社との取引であり直接旅行者と取引をしないので日本の旅行業法による旅行業登録は不要であるが、最近はツアーオペレーターとして旅行会社からの依頼された手配を行いながら、同時に旅行業登録を行い第1種旅行業者としてインターネットなどで直接旅行者と取引して個人向けのホテルや観光などの手配を行う会社も多くあります。